吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publicationsのブログ

吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publications(ゴールデン・ハーツ・パブリケーションズ)のブログです。

個人レベルアップのためにソロ譜やスケールブックを用意しよう!



 

こんにちは!

Golden Hearts Publicationsの梅本です。

そろそろ新年のバタバタが落ち着いてくるころでしょうか。(僕はまだ落ち着いていませんが)

学校の場合は新入生が入ってくる4月までの間に、いまの部員の個人レベルアップを図りたいところです。

比較的難しくないソロ楽譜とスケールブックを絡めて使うのがベターかなと思います。

ソロ楽譜を演奏してみて、うまくいかなったところをスケールブックでも意識して練習に使うという形ですね。

とはいえGolden Hearts Publicationsにはスケールブックが3つ(サクソフォーン、クラリネットテューバ)しかないのでアレなんですけど・・・

Golden Hearts Publicationsにスケールブックがない楽器の場合は、学校にあるスケールブックでも良いと思います。

ソロ楽譜を通じて「自分の表現したいこと」と「現状の技量で出来ること」の差(それが個人の課題になるのですが)を明確にすることが重要かなと思います。単純に運指の問題なのかもしれませんし、アンブシュアに問題があるのかもしれませんし、エアーかもしれません。人によってそれぞれですが、「自分はこれが苦手である」と認識することは大事です。

ぜひGolden Hearts Publicationsの楽譜を使って冬の間にレベルアップを図ってください!

--------------

■Golden Hearts Publicationsのソロ楽譜

有名クラシック曲などのアレンジから、オリジナル作品まで取り揃えています。
商品ページに参考音源がありますので、ぜひ聴いてみてください。
PDF販売に対応している楽譜もあります。

goldenheartspublications.com

 

--------------

■サクソフォーン運指のマジカル・エチュード 
作曲:石川亮太 
監修:蓼沼雅紀

goldenheartspublications.com

出版社(Lyricism)より:

サクソフォーン運指のエチュード集。サクソフォニスト・蓼沼雅紀と作曲家・石川亮太が共同で制作しました。トリルキーを含む替え指の使い方や、適切な運指を選択するためのトレーニングを簡潔にまとめてあります。石川亮太によるユニークな6つの練習曲はYouTubeにカラオケ音源がアップされており(※E♭管用)、ゲーム感覚でセッションすることが可能。楽しみながら上達できる《魔法のエチュード》です。

 

--------------

■【クラリネット スケールブック】
飽きずにできる 旋律的スケール練習 
著:バルト・ピクール

goldenheartspublications.com


■【C テューバ スケールブック】
飽きずにできる 旋律的スケール練習 
著:バルト・ピクール

goldenheartspublications.com

かつてプロのクラリネット奏者を目指していた、作曲家のバルト・ピクール氏が作ったスケール練習のための楽譜です。

奏者によるスケールブックは多く出ているかと思いますが、作曲家によるスケールブックは少し珍しいかもしれませんね。

海外での販売タイトルは「Scales are boring LICKS ARE FUN」です。直訳すると「スケールはつまらない、リックは楽しい」となりますが、日本のクラシックでは「リック」という言葉を使うことがないと思うので、日本用のタイトルは別になっています。

リックという言葉はクラシック音楽における「オスティナート」のような意味で、ロックやジャズで繰り返される「短い定形フレーズ」のような感じです。

いわゆる「音階」と「和音(分散和音)」を組み合わせたものがピクール氏の言う「リック」になります。

月曜日から日曜日までの旋律的スケールが用意されていて、1日1回、5分程度のウォームアップとしても使うことが出来ます。

スコアに記載のQRコードを読み込むと、特設サイトで自分のスピードや必要性に応じてサポートのための伴奏トラックを見つけることができます。

クラリネットは日本での販売にあたり、ピクール氏とGolden Hearts Publicationsの共同で作成した日本語版。

テューバは現在のところ日本語版はありません。

 

--------------

以上、特集でした!