吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publicationsのブログ

吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publications(ゴールデン・ハーツ・パブリケーションズ)のブログです。

新年度のスタートダッシュ!オススメ楽譜のご紹介(教則楽譜編)

 

 

こんにちは!

Golden Hearts Publicationsの梅本です。

いよいよ新年度ということで、先週から2週(全2回)、新年度のスタートダッシュ特集をやっています。

今日は教則楽譜編ということで、Golden Hearts Publicationsの作品の中から、少ししかありませんが教則楽譜のご紹介です。

個人で持っていても当然良いと思いますし、部活で購入すれば毎年の新入生に使わせてあげられるかなとも思います。ぜひ個人で、団体で、ご購入をご検討ください。


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【クラリネット スケールブック】飽きずにできる 旋律的スケール練習 著:バルト・ピクール(Bart Picqueur)

かつてプロのクラリネット奏者を目指していた、作曲家のバルト・ピクール氏が作ったスケール練習のための楽譜です。

奏者によるスケールブックは多く出ているかと思いますが、作曲家によるスケールブックは少し珍しいかもしれませんね。

海外での販売タイトルは「Scales are boring LICKS ARE FUN」です。直訳すると「スケールはつまらない、リックは楽しい」となりますが、日本のクラシックでは「リック」という言葉を使うことがないと思うので、日本用のタイトルは別になっています。

リックという言葉はクラシック音楽における「オスティナート」のような意味で、ロックやジャズで繰り返される「短い定形フレーズ」のような感じです。

いわゆる「音階」と「和音(分散和音)」を組み合わせたものがピクール氏の言う「リック」になります。

月曜日から日曜日までの旋律的スケールが用意されていて、1日1回、5分程度のウォームアップとしても使うことが出来ます。

スコアに記載のQRコードを読み込むと、特設サイトで自分のスピードや必要性に応じてサポートのための伴奏トラックを見つけることができます。

日本での販売にあたり、ピクール氏とGolden Hearts Publicationsの共同で作成した日本語版が本書になります。

 

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【C テューバ スケールブック】飽きずにできる 旋律的スケール練習 著:バルト・ピクール(Bart Picqueur)

こちらは現在のところ日本語版はありません。

 

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サクソフォーン運指のマジカル・エチュード 作曲:石川亮太 監修:蓼沼雅紀

サクソフォーン運指のエチュード集。サクソフォニスト・蓼沼雅紀と作曲家・石川亮太が共同で制作しました。トリルキーを含む替え指の使い方や、適切な運指を選択するためのトレーニングを簡潔にまとめてあります。石川亮太によるユニークな6つの練習曲はYouTubeにカラオケ音源がアップされており(※E♭管用)、ゲーム感覚でセッションすることが可能。楽しみながら上達できる《魔法のエチュード》です。

 

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以上がGolden Hearts Publicationsの教則楽譜です。(少なくてすみません)

ほかには、教則楽譜ではないですが初級者の個人練習に、ということであればこちらのコーナーが便利かなと思います。演奏しやすそうな曲も多いのでチェックしてみてください。

ソロ/ソロ&ピアノ 楽譜 - 独奏楽器各種+ピアノ(または無伴奏) - 吹奏楽・管楽器・打楽器の楽譜の出版・販売|Golden Hearts Publications

 

また、Golden Hearts Publicationsの楽譜ではなく輸入楽譜ですが、下記商品も現在在庫が少しあります。

 

(教則楽譜) 管楽器のためのオープン・スコア1 / 作曲:ベルト・アッペルモント (2-4パート+ピアノ)(スコア+パート譜セット)

これは「Time to Create」という創作課題のための曲集から5曲を抜粋して、スコアに管楽器のパート譜をセットにした商品で、収録されている曲はアッペルモントによるものです。

雑に言うとフレキシブルの楽譜なのですが、Part I、II、III(オプション)、IV(オプション)、ピアノという編成のスコアになっています。

フレキシブルの楽譜を使うときに、「創造的に」楽曲に取り組めるように、という意図で作られたものなのかなという印象です。

各曲の前には説明が書いてあるのですが、日本語はありません。 ただ、スマホGoogleアプリを入れて、カメラのアイコンをタップすると、検索の他に「翻訳」というメニューがあり、「翻訳」を選んだ状態でカメラを説明文に合わせると、日本語に翻訳されます。

なので、英語やフランス語がわからなくても、ある程度課題の意図は理解できるかなと思います。

是非チャレンジしてみてください。


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以上、新年度のスタートダッシュ特集「教則楽譜編」でした!

また次回!