こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
今日はメルマガバックナンバー。
2023年9月22日発行のメルマガから特集部分を抜粋・編集してお送りします。
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Golden Hearts Publicationsの出版作品にはイタリアの作編曲家の作品が多くあります。
なぜイタリアだけこんなに増えたの?というお話をしてみましょう。
Golden Hearts Publicationsは日本の出版社です。
正確には会社ではなく僕の個人事業です(屋号はONSA)。
僕はいくつかの吹奏楽やクラシック音楽に関連した事業をしており、その中の楽譜出版事業のブランド名がGolden Hearts Publicationsなのです。
Golden Hearts Publicationsは当初海外で自費出版をしている作家の作品を日本国内に販売していました。
ベルギーのディートリヒ・ヴァンアケリェンなどですね。
しかし日本の作曲家とも契約をすることになり、彼らの作品を世界に広めるために始めたのが輸出ストアのGolden Hearts Publications Global Storeです。
やがてあるとき、このグローバルストアに一人のイタリア人からコンタクトがありました。
彼こそ、今日の新作(注:ドヴォルザークの「家路」)の編曲もしているヴィト・ラ・パグリア。
Golden Hearts Publicationsはすでに日本人以外の作曲家とも出版契約をしていましたが、(香港のマンチン・ドナルド・ユー)ヴィトのアレンジを面白いと感じたので、僕は彼と契約することにしました。
これは「自費出版作品の販売代行」ではなく、純粋にGolden Hearts Publicationsからの出版です。
彼はGolden Hearts Publicationsにとって初めてのイタリア人の作家となりました。
その後、彼の友人なのか仕事仲間なのか、彼とコネクションがある数人、トマゾ・ミランダ、ミケーレ・カラメラ、ピカルバンド(カルロ・ピロラ)などから次々とコンタクトがあり、作品を精査したうえで契約をしていきました。
イッポリート・パリネロも彼らの知り合いだったかもしれません。
僕はこのイタリアンコネクションの詳細を知りません。
彼らがお互いにどのくらい深い仲なのかは知りません。
ただ単に僕が「こりゃいいね」と思った作品を出版しているだけです。
しばらくイタリア人からの連絡はなかったのですが、少し前にお伝えした通り、コジモ・ボンバルディエーリとも契約をしました。
他の国の作曲家および編曲家の間ではこういったことは起こっていません。
ヴィトがノックした門を、次々と他のイタリア人がノックしていきます。
Golden Hearts Publicationsはまだ小さな事業です。大きな成功をしているわけではありません。
しかし彼らは遠く離れた地の小さな事業に可能性を感じてくれたのだと思います。
下記リンクよりGolden Hearts Publicationsのイタリアンコネクション作品の数々をチェックしていただいて、ぜひ日本でもたくさん演奏して欲しいと思っています。
日本で演奏されることは、彼らにとってきっと大きな喜びとなるでしょう。
▼ヴィト・ラ・パグリア(Vito La Paglia)
https://goldenheartspublications.com/?mode=grp&gid=2356765&sort=n
▼トマゾ・ミランダ(Tommaso Miranda)
https://goldenheartspublications.com/?mode=grp&gid=2363146&sort=n
▼ミケーレ・カラメラ(Michele Calamela)
https://goldenheartspublications.com/?mode=grp&gid=2362550&sort=n
▼ピカルバンド / カルロ・ピロラ(Picarband / Carlo Pirola)
https://goldenheartspublications.com/?mode=grp&gid=2518498&sort=n
▼イッポリート・パリネロ(Ippolito Parrinello)
https://goldenheartspublications.com/?mode=grp&gid=2393852
▼コジモ・ボンバルディエーリ(Cosimo Bombardieri)
https://goldenheartspublications.com/?mode=grp&gid=2880625&sort=n
イタリアにはイタリアのトレンドがあるでしょうし、日本の作家さんとはまた違ったサウンドがするでしょう。
それを実際に演奏して体感していただければ幸いです。