こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
「今日の1曲」として、週2-3回、Golden Hearts Publications作品のご紹介をしています。
参考音源を聴くだけでも良いので、少しだけお時間をください!
今日はクリストファー・マーシャルの吹奏楽作品「メンデス」をご紹介します。
■原題または洋題:Mendez
■作曲者:クリストファー・マーシャル(Christopher Marshall)
■演奏時間:約8分30秒
■日本国内での印刷代行:Golden Hearts Publications
20世紀の中頃に、伝説的なメキシコのトランペットの巨匠、ラファエル・メンデス(1906-1981)が、2人の息子、ラファエル・ジュニアとロバートと共に、アメリカ中で何百ものトランペット・トリオ・コンサートを開催しました。
「メンデス」はそれらの公演の雰囲気と時代の精神を呼び起こそうとしています。 作品中ではそのインスピレーションとしてメンデス・トリオの中で最もライトな作品の1つ、「The Brave Matador」から取られた5つのモチーフを使用しています。
これらには、多くのメンデスの作品に特徴的な、多くのリスナーにとってメキシコの民俗音楽を特徴付けるある種のファンファーレが追加されています。
この素材は12音のテーマ(Ab Bb Db Gb D Eb E F G C B A)に埋め込まれており、重要なメロディックな素材を提供することに加えて、序曲をまとまりのある構造にしています。
(クリストファー・マーシャル)
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メキシコのトランペットの巨匠、ラファエル・メンデスが20世紀半ばに息子たちと一緒に行ったツアーにインスピレーションを得たコンサート序曲。なんといっても「メキシコのイメージってこうだよね」なトランペットが特徴的です。
ぜひ次回演奏会の選曲候補に入れてみてください!
商品ページはこちら。
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▼作曲者紹介:
クリストファー・マーシャル(Christopher Marshall):
フランス・パリで生まれのニュージーランド人で、現在はアメリカのオーランド在住。はじめての吹奏楽作品はニュージーランドにいた頃に指揮者のティモシー・レイニッシュから委嘱された2000年の「Aue!」で、続いて委嘱を受けた「ロム・アルメ変奏曲(L’homme arme: Variations)」が世界中でヒット。その後2006年にアメリカに移住した。
今日は以上です!
次回の「今日の1曲」をお楽しみに!