こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
昨日は秋冬の演奏会に向けて~5-10分くらいのオススメ曲「6-7分」「7-8分」編の特集をしてみましたが、今日は「8-9分の曲」「9-10分の曲」を紹介したいと思います。
吹奏楽の演奏会といっても団体ごとに構成も違うのでなんともいえないのですが、5-10分くらいの長さの曲を1曲挟むことも多いかなと思います(コンクール自由曲をここにあてるバンドもあるかも)。
「8-9分の曲」「9-10分の曲」だとバンドによっては部のメインに据える場合もあるかもしれませんね。
もっと長い曲の直前に演奏する場合もあるかもしれません。
それぞれ、A4サイズの安いスコアの販売もあります!(だいたいは商品ページからスコア閲覧へのリンクもありますが、印刷はできないようになっているので、手元でじっくり見たい方はA4スコアをご注文ください)
───────────
▼8-9分
───────────
■アテナ(第1交響曲 第1楽章)
作曲:ジャン=フィリップ・ヴァンブスラール
https://www.goldenheartspublications.com/?pid=144669416
演奏時間:約8分40秒
出版社グレード:5
--------
■イン・メモリアム
作曲:ジャン=フィリップ・ヴァンブスラール
https://www.goldenheartspublications.com/?pid=144669412
演奏時間:約8分30秒
イン・メモリアム:「~の追憶」を意味し、このラテン語の文は、しばしば死者に敬意を表して葬儀に刻まれています。
古風な音楽美学に触発された3つのパートに分割されており、この作品は世界のテロ攻撃のすべての犠牲者へのトリビュートとなっています。
--------
■メンデス
作曲:クリストファー・マーシャル
https://www.goldenheartspublications.com/?pid=143762854
演奏時間:約8分30秒
メキシコのトランペットの巨匠、ラファエル・メンデスが20世紀半ばに息子たちと一緒に行ったツアーにインスピレーションを得たコンサート序曲。なんといっても「メキシコのイメージってこうだよね」なトランペットが特徴的です。各種コンサートにぜひ。
--------
■3つの小品による組曲
作曲:ロブ・ウィッフィン
https://www.goldenheartspublications.com/?pid=122484022
演奏時間:約8分40秒
出版社グレード:3.5
輝かしいファンファーレ、叙情的なララバイ、そして心地よい変拍子が魅力の3つの小品からなる組曲です。難しくないので初級バンドの演奏会にもオススメ。
--------
■祝典序曲
作曲:ピート・スウェルツ
https://www.goldenheartspublications.com/?pid=119121175
演奏時間:約8分30秒
華々しいオープニングとハツラツとしたメロディーが聴き手の心をつかみます。中間部の美しさもベテランならでは。演奏会に、コンクールに、どこでも活躍できる作品です。
───────────
▼9-10分
───────────
■「マスター・オブ・ライツ」ハイライト
作曲:J-P.ヴァンブスラール
https://www.goldenheartspublications.com/?pid=144669408
演奏時間:約9分30秒
十字軍をテーマにした作品です。
--------
■銀の砂のフレット
作曲:ジャン=フィリップ・ヴァンブスラール
https://www.goldenheartspublications.com/?pid=144669406
演奏時間:約9分30秒
出版社グレード:3+
--------
■ラスト・ベルト
作曲:クリストファー・マーシャル
https://www.goldenheartspublications.com/?pid=143762421
演奏時間:約9分15秒
2本のトランペットに導かれる冒頭の緊張感の高いフレーズ、テーマに沿った工業的なイメージのサウンド、かつての工業の繁栄を想起させるような活力と暖かさなど、様々な要素や側面を映し出した音楽によるドキュメンタリーのような作品。場面転換が多いですが場面ごとに音楽を断絶させずに、どの場面にもテーマを元にした一本の筋が通っているように意識して作り上げていくと、よりドキュメンタリーっぽさが出てくるかと思います。
--------
■シーンズ・フロム・モダン・ライフ
作曲:ロブ・ウィッフィン
https://www.goldenheartspublications.com/?pid=122484021
演奏時間:約9分50秒
出版社グレード:4
「シーンズ・フロム・モダン・ライフ」は、現代の存在を3つの側面から描いた組曲です。 まず「都市の鼓動」(3.20)では、喧騒とギザギザのエッジ、粘り強い神経質なエネルギーが感じられます。
続いて、時代を超越した人生の一面、「雲の展望」(3.30)。 この静かで印象的な動きは、形が穏やかに形成され、そして合体して移動していく様子を表現しています。
最後に、「コーチ・ライド」(3.06)は、バスに乗って躁状態で旅をしている(明らかにM25ではない)(注:M25はイギリスの環状高速道路のこと)。 この疾走感あふれる小曲は、元々はバッキンガムシャー・シンフォニック・ウィンド・アンサンブルのアンコールとして書かれたものです。
この曲は、バスに乗っている間に童謡が出てきて、「The wheels on the bus go round and round」などが出てきます。
(ロブ・ウィッフィン)
--------
■赤壁
作曲:スーユー・ホァン
https://www.goldenheartspublications.com/?pid=120659616
演奏時間:約9分10秒
コンテンポラリーな響きとドラマティックさが同居した個性あふれる作品。歴史的なテーマを緊張感の高いサウンドで描いています。大所帯のバンドや経験豊富な社会人バンドにオススメ。
--------
以上、今日はGolden Hearts Publicationsの「5-10分」の吹奏楽作品のうち「8-9分の曲」「9-10分の曲」の紹介でした!
他にも色んな出版社の作品もあるので、Golden Hearts Publicationsのストアをあらためてチェックしてみてくださいね!
演奏時間別で探す場合はこちらです。
https://www.goldenheartspublications.com/?mode=grp&gid=1631142&sort=n