吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publicationsのブログ

吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publications(ゴールデン・ハーツ・パブリケーションズ)のブログです。

【メルマガバックナンバー】Golden Hearts Publicationsの日本の作編曲家の話



 

こんにちは!

Golden Hearts Publicationsの梅本です。


今日は2024年11月28日発行のメルマガのバックナンバー。

「Golden Hearts Publicationsの日本の作編曲家の話」です。

ぜひご一読ください。

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先週はGolden Hearts Publicationsの海外の作曲家のお話でしたね。

今日はGolden Hearts Publicationsから楽譜を出版している日本の作編曲家のお話をしましょう。


マンチン・ドナルド・ユーの作品をGolden Hearts Publicationsから出版することになったというお話を前にしたと思います。

ユーさんの作品はこちら

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このあと、「どうせやるなら自分の好きな作品をもっと出したいなあ」ということで、最初に相談をしたうちの一人が木原塁さんだったと思います。

Golden Hearts Publicationsで(日本の作品で)最初に出版の契約をしたのが木原さん編曲の「タキオのソーラン節」でした。

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この作品は国内からも国外からも注文がありましたね。

ちなみにこの作品、「南中ソーラン」として有名なので、当初は「南中ソーラン」の名前で販売する予定だったのですが、権利元(木原さんではないですよ)から「作品名は『南中ソーラン』ではなく『タキオのソーラン節』でお願いします」と言われたのでこの名前で販売しています。


海外の作品を売るのがメインの目的だったのでそのあとはすぐには僕も動かなかったですが、大きく方向を変える出会いが訪れます。

広島ウインドオーケストラの演奏会に行ったときに、総括プロデューサーの荻原さんから作曲家の正門研一さんを紹介されました。

正門さんは大分に住んでいらっしゃるのですが、広島ウインドオーケストラの演奏会に来場されていて、そこで初めてお会いしました。

正門さんは僕と同じ世代には吹奏楽コンクール課題曲「エンブレムズ」がよく知られているかと思いますが、僕も「エンブレムズ」を演奏した一人です。

僕は熱狂的な吹奏楽ファンというわけでもないので「わー課題曲の作曲家さんだー」とかミーハーになることもないのですが、色々とお話をする中で、未出版の作品がたくさんあるという話が出て、「ちょっと一緒にやってみよう」ということになったんじゃないかなあ・・・

その後で音源などを送ってもらったんですが正門さんは未出版なのがもったいない曲がたくさんあるんですよ。

それでも正門さん自身、昔の作品ということもあってあらためてそれぞれに向き合って改訂などを加えながら、順次Golden Hearts Publicationsから出してみたり、海外のコンテストに挑戦してみたりと、いまはあらためて作曲家として活躍中、という具合です。

Golden Hearts Publicationsの中でも作品数の多い作家さんの一人です。

正門さんの作品はこちら

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何かGolden Hearts Publicationsについて迷ったときに「こんなことを考えているんですが・・・」と最初に相談するのも正門さんですね。


そのあとは順番は覚えていないのですが、作品の募集を始めました。

最初に応募してきたのが小國晃一郎さん。

いまでもよく売れているフレキシブル四重奏の「クリスマス讃美歌選集」でした。

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(後に改訂されて現在の版になっています)

面白い企画(現場の役に立ちそう)だなと思ったのと、アレンジといっても原曲準拠というか、ストレートなトランスクリプションという感じなので、それも良かったですね。

それを採用したのがきっかけで「こういうの作ってみたけどどうでしょう」とお話があったり、逆にこちらから「こういうことを考えているんだけど」と企画の相談をすることも多いです。

浄書でもお世話になっていますので幸運な出会いでしたね。

今ではGolden Hearts Publicationsで最も作品数が多い編曲家です。

小國さんの作品はこちら

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ほかにも色々な作家さんがいます。

作品を聴いてこちらからお声がけをする場合もあるし、作品が応募されてきて、それを採用する場合もあります。

こちらからお声がけしたのは

萩原友輔さんや、

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會田瑞樹さん

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ですかね。

會田さんはそれ以前から交流があったのですが、曲をSNSにアップされているのを見て「それGHPでやらせてください!」みたいな感じで始まりました。

御本人が超絶演奏家なので難曲が多いですが、中学生でも演奏できるような曲もあります。安心してください。


萩原さんは最近「第二回福島市古関裕而作曲コンクール」で1位を受賞されましたね。

その時の作品は他の出版社から出版されるそうです。

おそらくコンクールと関わっている出版社があって、1位を取ったらそこから出版になります、という元々からの話だったんじゃないかなと思います。

なんでもかんでもGHPから出したいとか、作家さんを「囲う」ようなことはしたくないので、それはそれでなんの問題もないです。

僕個人的には「ああ、僕の耳はまだ生きてたな」と安心する受賞でした。

そういう意味でも、すごく良いお知らせでした。

 

ほかに、応募されてきて採用になったのは尾野寺真未さんです。

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サクソフォーン3重奏の「合戦」という曲です。

サクソフォーンは4重奏はめちゃくちゃ多いんですがそれ以外の編成は比較的少ないので貴重かなと思います。ソプラノを使わずにATBなのもポイント高いですね。


ほかには、正門さんから「聴いてみてほしい作品がある」と紹介されて契約に至った小山良子さん。

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最初はトランペット3重奏の「LITTLE SUITE」でした。非常に素敵な作品で、即決でしたね。よく売れております。ありがとうございます。


佐原詩音さんと金山徹さんはそれ以前から交流があって、先方から「これどうかな?」という形で作品をお預かりしたような気がします。

佐原詩音さんの作品はこちら。

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金山徹さんの作品はこちらです。

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現在契約している日本人の作曲家さんは以上ですね。

まだ海外の作曲家より少ないです。


彼らの作品は海外にも販売していますし、実際に海外から注文を受ける作品もあります。


応募もちょくちょくあるのですが、結構な割合で不採用になります。

僕の耳が「これは好きだな」と思わないと採用しないので、上記の皆さんの作品はそのフィルターを通過した作品です。

「コンクールでウケそう(売れそう)」とか、そういうことは考えずに選んでいます。

前にも書きましたが自主公演や練習、依頼演奏など、コンテスト以外の活動の中で演奏されたら嬉しいですね。


これからまた新しく契約する作家さんも増えるでしょうが、「知り合いだから」「良くしてもらってるから」「付き合っておくと戦略的に都合がいいから」などの理由では契約しないので、まだGolden Hearts Publicationsの作品数がそれほど多くないうちに、彼らの作品も忘れずにチェックしておいてくださいね。


Golden Hearts Publicationsの契約作曲家一覧はこちら

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Golden Hearts Publicationsの作品一覧はこちらです。

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この作品一覧の中の「アンサンブル楽譜」は、いくつかの楽器は「◯重奏」というサブカテゴリを作っておいたので、絞り込みで使用してみてください。

2重奏の作品とかも結構あるんですよ。

 

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以上、メルマガのバックナンバーでした!

また次回!