こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
「今日の1曲」として、週2-3回、Golden Hearts Publications作品のご紹介をしています。
参考音源を聴くだけでも良いので、少しだけお時間をください!
今日はクリストファー・マーシャルさんの吹奏楽作品「アラファヤ」をご紹介します。
アラファヤ通り(Alafaya Trail)は混んでいますが、フロリダ州オーランドにある私の家の近くでは他では見られないほどの大通りです。しかし、「アラファヤ」という言葉の始まりが私の興味をそそりました。それはスペイン語だろうか、それともティムクア語だろうか、セミノール語だろうか?私のリサーチでは何も得られませんでした。
その起源が何であれ、私にはその言葉は神秘的で美しいように聞こえます。それは様々なイメージや感情を想起させます。
それらの印象のうちの4つが音楽に影響を与え、楽章のタイトルとなりました:
I. 対照的なリズムが水の流れを示唆する「対流(Counter-currents)」。
II. 叙情的なメロディーが過ぎ去った時代の儀式を暗示する「回想(Reflection)」。
III. 活気のある呪文が自然界の力を召喚する「生命力(Life Force)」。
IV. すべての音と意味が完全に落ち着いた雰囲気に包まれている「超越(Transcending)」です。
(クリストファー・マーシャル)
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約20分と比較的長めの作品ですが、4つの楽章に分かれており、それぞれ雰囲気を少しずつ変えながらも、曲全体として統一感のある作品です。楽章抜粋でももちろん演奏可能です。定期演奏会のメインなどにオススメです。
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▼作曲者紹介
クリストファー・マーシャル(Christopher Marshall):
フランス・パリで生まれのニュージーランド人で、現在はアメリカのオーランド在住。はじめての吹奏楽作品はニュージーランドにいた頃に指揮者のティモシー・レイニッシュから委嘱された2000年の「Aue!」で、続いて委嘱を受けた「ロム・アルメ変奏曲(L’homme arme: Variations)」が世界中でヒット。その後2006年にアメリカに移住した。
今日は以上です!
次回の「今日の1曲」をお楽しみに!