吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publicationsのブログ

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【ローブラス フレキシブル6重奏-新作】正門研一「ディヴェルティメント第1番『闇の彼方に』」販売開始しました!

 

今日は下記商品が発売になっております。

【ローブラス フレキシブル6重奏 楽譜】ディヴェルティメント第1番「闇の彼方に」 作曲:正門研一

参考音源は3つあります。

1. トロンボーン・アンサンブル

*この参考音源の楽器編成は以下の通りです。

Part 1-4 Tenor trombone

Part 5-6 Bass Trombone

youtu.be

2. ユーフォニアムテューバアンサンブル

*この参考音源の楽器編成は以下の通りです。

Part 1-4 Euphonium

Part 5-6 Tuba

youtu.be

3. 混合アンサンブル

*この参考音源の楽器編成は以下の通りです。

Part 1-2 Tenor trombone

Part 3-4 Euphonium

Part 5 Bass trombone

Part 6 Tuba

youtu.be

■楽曲について:

原曲は2005年に発表したトロンボーン六重奏曲です。今回の改訂、出版にあたり、トロンボーン以外の低音金管楽器でも演奏できるようにしました。

この作品、一部の楽章に特定の物語を想起させるタイトルが付されてはいますが、具体的なストーリーを持っているわけではありません。しかし、誰もが持っているであろう「心の闇」、その葛藤が描かれているのかもしれません。それは、「ディヴェルティメント」という、誰もが思い描く明るく楽しい曲のタイトルを使っていることからも明らかです(実は、作曲者自身の心の闇と葛藤を映している、とも言えるでしょう)。

不安定で時に激しいリズム、不協和音、解決しきれない結末は、これまで私が作ってきた作品の中でも特に際立っています。しかし、優しいや厳しいメロディー、ポリフォニックな展開を織り交ぜた構成は他の作品と共通しています。

第1楽章「プロローグ」は、軽快でありながら憂鬱なムードを漂わせます。第2楽章は、不安定なリズムと不協和音が支配的で、輝きや華麗さとは無縁の「ファンファーレ」。第3楽章「ロンド・スケルツォ」は、4度音程を積み重ねたハーモニーによるリズム主題が核となっています。第4楽章「闇の彼方に」は、「一筋の光を見出したかもしれない」と思わせる緩徐楽章。終楽章「エピローグ」では他楽章の主題も再現され、エネルギッシュに幕を閉じます。

 

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作曲者は6つのパートそれぞれに以下のような楽器を想定しています(楽器の組み合わせは特に限定されません)。

Part 1 : トロンボーンバリトンユーフォニアム

Part 2 : トロンボーンバリトンユーフォニアム

Part 3 : トロンボーンユーフォニアム

Part 4 : トロンボーンユーフォニアム

Part 5 : バス・トロンボーンテューバ

Part 6 : バス・トロンボーンテューバ

(正門研一)

 

商品ページではスコア閲覧も可能です。PDF版の販売開始は少々お待ちください。

皆様からのご注文をお待ちしております!