こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
週に1曲、Golden Hearts Publications作品をご紹介していきたいと思います。
少しだけ、お時間をください!
今日はイッポリート・パリネロ氏のファゴット作品「ファゴットのための組曲」のご紹介です。
■原題または洋題:Suite per fagotto
■演奏時間:約9分20秒
■楽曲について
これは私のファゴットのための初めての作品で、2016年にトラパニ音楽院の教師であるMaurizio Barigione氏の依頼を受けて書かれたもので、氏によって初めて録音されました。2017年にトラパニで開催されたLowBbファゴットクラスターのマスタークラスで、私とマッシモ・フェレッティによって公の場で初演されました。
形式はバロックの組曲を再構築したもので、全体的な形式と舞曲の順序は尊重されていますが、より現代的な音楽的内容のための容器のような役割を果たしています。
この組曲の楽譜は、多くのアーティキュレーションやダイナミクスが省略されているバロックの楽譜を再現しています:これは、ダイナミクスやアーティキュレーションがないという意味ではなく、演奏者がそれらを推測し、独自の解釈を生み出すことを求められているだけです。
(イッポリート・パリネロ)
■編成(セットに含まれるパート) :
Bassoon
Piano
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イッポリート・パリネロ(Ippolito Parrinello) プロフィール
イッポリート・パリネロは1989年2月14日、マッツァラ・デル・ヴァッロ(イタリア・トラーパニ)に生まれる。14歳でピアノと作曲を始める。イタリアではABRSM(Associated Board of The Royal School of Music)で学び、2010年に最初のピアノディプロマを取得。2013年、リベラ音楽院のピアノ演奏科を満点の成績で卒業。2018年には、マエストロ・フランコ・フォデラの指揮のもと、トラーパニ音楽院でピアノの修士号を取得し、マイケル・ハリスンの「黙示録」のイタリア初演を演奏。
2016年にはプレミオ・ビアンカ・ガンドルフォの第1回優勝を果たし、オーケストラ・シンフォニカ・シチリアーナとラヴェルの左手のための協奏曲を演奏。2017年からはアンドレア・ゲルランド・テラーナと共にPFELの一員となり、ピアノと電子楽器のためのレパートリーに焦点を当て、2018年にはラクイラの「elettroAQustica」第3回やピアノシティパレルモなどのイベントに出演している。2019年にはセリヌンテのアクロポリスでde_frammentazioneの初演を行う。
作曲家として、様々な編成のための絶対音楽や、様々なメディアのための音楽を数多く書いている。
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【ファゴット&ピアノ】ファゴットのための組曲 作曲:イッポリート・パリネロ - 吹奏楽楽譜・アンサンブル楽譜の出版・販売|Golden Hearts Publications
今日は以上です!
次回の「1週1曲」をお楽しみに!