吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publicationsのブログ

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【参考音源あり】1週1曲~あなたのお時間、少しください!:會田瑞樹「打楽器のための協奏曲 II & III」(打楽器3-8重奏:約5分00秒)



 

こんにちは!

Golden Hearts Publicationsの梅本です。

週に1曲、Golden Hearts Publications作品をご紹介していきたいと思います。

少しだけ、お時間をください!

今日は會田瑞樹氏の打楽器3-8重奏作品「打楽器のための協奏曲 - ヴィヴァルディの調和の霊感、バッハのオルガンの残照に - II & III」のご紹介です。

 

*動画の4分10秒くらいからIIが始まります

youtu.be


■原題または洋題:Concerto for Percussion Octet in D Minor; A Transcription from A. Vivaldi's Concerto, Op. 3 No. 11 (L'estro armonico) and J. S. Bach's Arrangement for Organ, BWV 596 II & III

■演奏時間:約5分00秒

■楽曲について

ヴィヴァルディの「調和の霊感」、そしてそれを元にバッハが編曲した「オルガン協奏曲 BWV596」、双方のスコアを照らし合わせながらこの音楽を打楽器で表現することを試みた作品の第2楽章と第3楽章。先に出版されていた第1楽章と合わせることで完全版となります。神聖な美しさはそのままに、打楽器の魅力を存分に引き出すアレンジとなっています。

■編成(セットに含まれるパート) :

Solo Vibraphone
Marimba I-a
Marimba I-b
Marimba II-a
Marimba II-b
Perc. 1
Perc. 2
Perc. 3


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會田瑞樹(Mizuki Aita)

打楽器奏者。1988年宮城県仙台市生まれ。幼少よりヴァイオリンを照井勢子氏に師事。

12歳で打楽器を志し、佐々木祥、星律子、有賀誠門、藤本隆文の各氏に師事し基礎を学ぶ。

宮城県仙台第二高等学校を経て武蔵野音楽大学において吉原すみれ、神谷百子の両氏に師事。2014年武蔵野音楽大学大学院修士課程修了。

2010年日本現代音楽協会主催第9回現代音楽演奏コンクール”競楽Ⅸ”において大会最年少ファイナリストとしてデビュー、第二位を受賞。 「憑依型の演奏(西耕一氏)」と評されるなど話題を集めた。

2011年6月にはサントリーホール主催レインボウ21「打楽器音楽、その創造と継承」公演において総合プロデューサーと演奏者の二役を担い、行動する演奏家としての姿勢を示した。その後、會田のそれらの姿勢を見守ってきた打楽器奏者・高橋美智子氏より、長年女史が使い続けてきた
Deagan 社ヴィブラフォンを譲り受ける。それをきっかけにヴィブラフォンの魅力の更なる開拓を求めて 2012 年ヴィブラフォンソロリサイタルを初開催。

以降、打楽器・ヴィブラフォンのための新たな魅力の追求を活動のテーマとして、 これまでに湯浅譲二間宮芳生末吉保雄、水野修孝といった巨匠世代から、権代敦彦、山内雅弘、国枝春恵、木下正道ら中堅世代、薮田翔一、白藤淳一、坂田直樹、佐原詩音をはじめとする若手世代と幅広く協働して次々と自らのリサイタルで新作初演を行い、その数は現在200作品を超える。

加えて、演奏家としての独自の目線からの作曲活動も近年活発に行い、2019年には日本作曲家協議会主催:第十回JFC作曲賞に入選を果たすなど、その活躍の幅を広げている。


商品ページはこちら。

【打楽器3〜8重奏 楽譜】打楽器のための協奏曲 - ヴィヴァルディの調和の霊感、バッハのオルガンの残照に - II & III 作曲:ヴィヴァルディ/ J. S. バッハ 編曲:會田瑞樹

今日は以上です!

次回の「1週1曲」をお楽しみに!