こんにちは!Golden Hearts Publicationsの梅本です。
あらためてGolden Hearts Publicationsで契約している個性あふれる作曲家たちについて、「こんなバンドに合うんじゃないかな」という視点で紹介しております。
どんなバンドに演奏いただいても全然構わないどころかウェルカム・トゥ・ザ・ジャングルなんですが、ちょっと絞ってみる感じですね。
前回はピート・スウェルツ氏でしたね。
Golden Hearts Publicationsがこっそり大々的に教えるオススメ「昔懐かしい?安定のクオリティ、ピート・スウェルツ」
今日は「日本の感覚に近いのが魅力、ジンジュン・リー」。
ジンジュン・リー(Jinjun Lee)はシンガポールの作曲家です。リー・ジンジュンとも表記されます(どっちゃでもええです)が、ジンジュンが名、リーが姓です。リーさん。僕は「Jinjun」「Shuhei」とファーストネームでやり取りをしています。
イギリスに留学していて、アダム・ゴーブ(Adam Gorb)とポール・パターソン(Paul Patterson)に作曲を師事していました。
ユーフォニアムと金管アンサンブルのための協奏曲はあのスティーヴン・ミードも取り上げ、CDに収録していますね。
日本にもなじみがあるようでマーチ「ライト・フット・ファースト」(右足から、という意味ですかね)は「日本のコンサート・マーチ」のスタイルで書かれています(ただし色々とヒネっていますので不思議な作品に仕上がっています)。
他の作品も日本人の、というか昨今日本で人気のあるようなメロディやサウンドの感覚に近いので、「邦人作曲家ダイスキー!」という方にもオススメできます。
なのでオススメするとしたら好みで言えば「最近の比較的若い邦人の作品が好きなんだけどそればっかりでもなあ」と考えているバンドに合うんじゃないかなと思います。
編成は「基本的には各パート1部で出来るよ」みたいなことをジンジュンが言っているので、そんなに人数が必要なかったりもします。
なので「うちは大編成じゃないから海外作品が出来んのよ」とお嘆きのバンドにもオススメ。ぜひスコアを見て(サンプルを商品ページから見ることが出来ます)検討してみて下さい。
より詳しくスコアを見たい場合はまずポケットスコアを購入されるのをオススメします。
(例えばオーボエやファゴットなんかは日本のバンドにはいないことも多いかと思いますがが、他のパートと同じ動きであればそのパートなしでも演奏は可能でしょう)
特に僕が好きなのは「秋の花火(Autumnal Fireworks)」ですね。
ページにも書きましたがロマンティックなメロディーと美しく激しい色彩の移り変わりが印象的な作品です。
すでに日本以外では活躍していますので、今後ますます世界を舞台に活躍の幅を広げていくと思いますが、ぜひ日本でもたくさん演奏されてほしいなと思います。
リー氏の作品はこちらから。
https://www.goldenheartspublications.com/?mode=grp&gid=1631136&sort=n
ほぼすべての商品ページでフルサイズの試聴とサンプルスコア閲覧が出来ますので、ちょっと見たり聴いたりしてみてくださいね。
今日はこの辺で。
リー氏の作品はヤフーショッピング(WBP Plus!)でもお買い求め頂けます。(こちらでは今のところDX版の販売はなく、すべてスコアは色上質紙を使った安価版です)