こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
「今日の1曲」として、週2-3回、Golden Hearts Publications作品のご紹介をしています。
参考音源を聴くだけでも良いので、少しだけお時間をください!
今日はロブ・ウィッフィンさんの吹奏楽作品「アセントス・オスクラス」をご紹介します。
■楽曲について
アセントス・オスクラス(Dark Accents)は私の新しい旅立ちです。私は合理的に拡張されたミニマリズムを試してみたいと思っていましたが、継続して拍子を変えるのではなく、小節をまたぐアクセントを使って必要なリズミカルなシフトを作りました。したがって、実際には2拍子の均等なビートに配置された5つのパターンが多く聴こえます。意図的に暗い雰囲気にしようとする必要はなく、作品は自然にその雰囲気になります。より明るく遊び心のあるエピソードがありますが、原始的なパワーと霧に覆われたようなな質が音楽の多くに浸透しています。
(ロブ・ウィッフィン)
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シリアスでやや複雑に聴こえるミニマル作品ですが、ウィッフィン独特のメロディーの明快さもあります。終結部に向かって徐々に音が重なり盛り上がり、最後はかなり激しく終わります。最後が特にカッコイイですね。中~上級バンドの演奏会やコンクール自由曲にオススメです。
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▼作曲者紹介
ロブ・ウィッフィン(Rob Wiffin):
元イギリス空軍音楽隊(Royal Air Force Music Services)の首席音楽監督。音楽監督時代に散発的に作編曲を始め、ブライアン・ケリー氏、フィリップ・スパーク氏に少しだけ作曲を学んだが、ほぼ独学である。2002年にイギリス空軍音楽隊への貢献が認められ、大英帝国勲章(OBE)を受賞。現在、王立ネラーホール陸軍音楽学校で指揮法の教授を務めており、ロンドン音楽大学の大学院で指揮法、作曲、編曲を教えている。作品はStudio Music CompanyやDe Haskeからも出版されている。
今日は以上です!
次回の「今日の1曲」をお楽しみに!