こんにちは!Golden Hearts Publicationsの梅本です。
「あなたの好きな作曲家も最初は知らない作曲家だった」と題して、あらためてGolden Hearts Publications取り扱いの作曲家について、簡単にご紹介していくシリーズ。
日本も含め世界はまだまだ広く、個人で色々な作曲家を探すのも大変ですが、Golden Hearts Publicationsを通じて新しい世界が見つかれば幸いです。
今日はベルギーの作曲家ピート・スウェルツ(Piet Swerts)のご紹介です。
他の多くの作曲家と同じく、ファーストコンタクトはWind Band Pressです。
それより以前から名前や一部の作品は知っていましたが、久しく日本で名前を聞かないなあと思いながら、「近況を知らせてほしい」ということでコンタクトを取ったのが最初だったと思います。
Wind Band Pressの記事にもありますが、ここ10年くらいは管弦楽や室内楽の委嘱がほとんどで、主に管弦楽の分野で活動しているそうです。
それで日本に名前が入ってこなかったのかなと思いきや、自身の出版社「Zodiac Editions」を立ち上げていました。
昔の作品はデハスケ(Hal Leonard MGB)から出ていたんですが。
吹奏楽作品ですと2008年以降の作品はほぼ自社出版みたいですね。
聴けばわかるという感じなのですが凄い作曲家で、僕も大好きなので、Golden Hearts Publicationsを立ち上げる時に声をかけてみたところ、「じゃあ様子見でこの曲やってみっか」という感じで日本国内での印刷・製本・販売の許諾を出してもらったのが、当時の吹奏楽の最新作「祝典序曲(Festive Overture)」。2012年の作品です。
その後は新作の「オノマ(Onoma)」が出来たときにも「できたぞー」と連絡をもらって、現在2作品を販売しています。
この「オノマ」はまだGolden Hearts Publicationsでは売れていないので、Zodiac Editionsからも日本に売れていなければ、日本初演のチャンスがある楽曲ですね。
2作品とも、スコア+パート譜セットだけでなく、スコア単品でもパート譜単品でも買えますので、まずは聴いていただければと思います。
昔の僕に「君は将来あのスウェルツさんと仕事するんだよ」と教えてあげたら恐れ多すぎて小便チビるでしょうね(笑)
いつの間にか僕もタフになってここまで来ちゃいました。
スウェルツ氏の作品はこちらから。スコアも全ページ見られますのでぜひのぞいてみて下さいね。
https://www.goldenheartspublications.com/?mode=grp&gid=1631139&sort=n