
こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
週に数回、Golden Hearts Publications作品のご紹介をしている「今日の1曲」。
参考音源を聴くだけでも良いので、少しだけお時間をください!
今日は會田瑞樹さん作曲の打楽器3重奏のための作品「環海の歌」をご紹介します。
■原題または洋題:Endless Cycle of Rebirth
■作曲者:會田瑞樹(Mizuki Aita)
■演奏時間:約3分40秒
■出版社 :Golden Hearts Publications
■参考音源:You Tube
■楽曲について
2023年3月に数年ぶりに塩竈の街を歩き、鹽竈神社に数十年ぶりに参拝した。石階段を一歩ずつ歩きながら、海のことを思った。人々に恵みをもたらし、時にはその強大な力で私たちを輪廻の渦の中に巻き込む海。そのイメージは「環海」という言葉となり、海への畏敬の念を音楽に乗せたいと願った。
それぞれの音型は単独で奏でるといずれも単純なものでありながら、相互が重なり合うと独特な響きをもたらすように仕掛けている。これはインドネシアのガムラン音楽からの影響もある。あの国もまた島国であり、海への思いを音楽に託していることから、この手法をとった。3人の奏者から演奏可能であるが、同じパートを複数の楽器で演奏することも想定している。作品の終結部分は奏者が一体となって「環」を描き、万物の流転を音と身体で表現することを試みた。
(會田瑞樹)
■編成(セットに含まれるパート) :
Player 1(using very hard two mallets)
Vibraphone
Drum or anyother percussion(high pitch)
Player 2(using very hard two mallets)
Marimba(One Marimba using 2 players)
Drum or anyother percussion(middle pitch)
Player 3(using very soft two mallets)
Marimba(One Marimba using 2 players)
Drum or anyother percussion(low pitch)
*Pleyer 2,3のマリンバは4オクターヴ一台を二人で使用する。
*DrumはPlayer 1は比較的高音域のもの、Player 2は中音域のもの、Player 3はバスドラムのような低音域の楽器を用いること。
*奏者の創意工夫と任意でDrum以外の楽器、Tam-TamやCymbalを用いることなども推奨される。
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アンコンにもオススメの作品ですね。
ぜひチャレンジしてみてください!
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▼作曲者紹介:
會田瑞樹(Mizuki Aita)
打楽器奏者。1988年宮城県仙台市生まれ。幼少よりヴァイオリンを照井勢子氏に師事。
12歳で打楽器を志し、佐々木祥、星律子、有賀誠門、藤本隆文の各氏に師事し基礎を学ぶ。
宮城県仙台第二高等学校を経て武蔵野音楽大学において吉原すみれ、神谷百子の両氏に師事。2014年武蔵野音楽大学大学院修士課程修了。
2010年日本現代音楽協会主催第9回現代音楽演奏コンクール”競楽?\”において大会最年少ファイナリストとしてデビュー、第二位を受賞。 「憑依型の演奏(西耕一氏)」と評されるなど話題を集めた。
2011年6月にはサントリーホール主催レインボウ21「打楽器音楽、その創造と継承」公演において総合プロデューサーと演奏者の二役を担い、行動する演奏家としての姿勢を示した。その後、會田のそれらの姿勢を見守ってきた打楽器奏者・高橋美智子氏より、長年女史が使い続けてきた
Deagan 社ヴィブラフォンを譲り受ける。それをきっかけにヴィブラフォンの魅力の更なる開拓を求めて 2012 年ヴィブラフォンソロリサイタルを初開催。
以降、打楽器・ヴィブラフォンのための新たな魅力の追求を活動のテーマとして、 これまでに湯浅譲二、間宮芳生、末吉保雄、水野修孝といった巨匠世代から、権代敦彦、山内雅弘、国枝春恵、木下正道ら中堅世代、薮田翔一、白藤淳一、坂田直樹、佐原詩音をはじめとする若手世代と幅広く協働して次々と自らのリサイタルで新作初演を行い、その数は現在200作品を超える。
加えて、演奏家としての独自の目線からの作曲活動も近年活発に行い、2019年には日本作曲家協議会主催:第十回JFC作曲賞に入選を果たすなど、その活躍の幅を広げている。
Wind Band Pressでのインタビュー記事はこちら