
こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
今日は2025年9月18日発行のメルマガのバックナンバーです。
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冬の演奏会に向けて!吹奏楽アレンジ編
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「吹奏楽オリジナル作品ばかりだと
吹奏楽に詳しくない聴衆にアピールできない」
ということで
アレンジ作品をプログラミングするバンドも多いと思います。
(クラシックかポップスかを問わず)
例えば地元の一般の方などであれば、
吹奏楽オリジナル中心のプラグラムの中に
知っている曲のアレンジがあると
ちょっと安心するかもしれないですよね。
今日はGolden Hearts Publications作品の中から
吹奏楽のためのアレンジ作品をピックアップしてみます。
ぜひ次の演奏会の演目としてご検討ください!
PDF版があるものはそのリンクもご案内します。
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■グラヴィタス
作曲:トワノ・アルボー
編曲:ロブ・ウィッフィン
https://goldenheartspublications.com/?pid=186105461
演奏時間:約3分14秒
参考音源はこちら
楽曲について:
このパヴァーヌ「Belle qui tiens ma vie」は、
1589年に書かれたフランス・ルネサンス期の
社交ダンスの研究書『Orchesographie』の一部として、
トワノ・アルボー(Thoinot Arbeau)によって作曲された。
トワノ・アルボーとは、フランスの聖職者
ジュアン・タブロ(Jehan Tabourot、1520 - 1595)の
アナグラム名である。
興味深いことに、このパヴァーヌは、
ピーター・ウォーロックのカプリオール組曲の
一部としてもよく知られている。
編曲にあたり、私は原曲の同音反復のテクスチャーに近づけたが、
ところどころに劇的な緊張感を高めるための対旋律を加えた。
(ロブ・ウィッフィン)
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■【ボーカル or 独奏楽器+吹奏楽 楽譜】
コーレ・ングラート(恩知らずの心)(つれない心)
作曲:サルヴァトーレ・カルディッロ
編曲:コジモ・ボンバルディエーリ
https://goldenheartspublications.com/?pid=182837395
演奏時間:約3分40秒
参考音源はこちら
「コーレ・ングラート」は、日本では
「つれない心」や「カタリ、カタリ」
の名前でも知られています。
サルヴァトーレ・カルディッロが作曲し、
リッカルド・コルディフェッロが作詞したナポリ歌曲です。
世界的に有名なテノール歌手である
ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、
ルチアーノ・パヴァロッティが競演した
「3大テノール 世紀の競演」でも、
ホセ・カレーラスが歌唱しています。
多くのテノール歌手が歌い継いでいる名曲ですね。
今回はイタリアの指揮者、作曲家の
コジモ・ボンバルディエーリによる
「歌と吹奏楽」のための編曲ですが、
ボーカルパート(イタリア語)は
「in Bb」「in Eb」「in C (B.C.)」の楽器でも代用できるよう、
パート譜を同梱しています。
PDF版はこちら
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■バンドのための交響曲
作曲:アミルカレ・ポンキエッリ
編曲:コジモ・ボンバルディエーリ
https://goldenheartspublications.com/?pid=175698024
演奏時間:約8分30秒
参考音源はこちら
1872年にポンキエッリが作曲した作品を、
現在のシンフォニック・バンドの編成に合わせて
コジモ・ボンバルディエーリが編曲した版です。
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■北京のプッチーニ
編曲:ピカルバンド
https://goldenheartspublications.com/?pid=160037228
演奏時間:約5分05秒
参考音源はこちら
プッチーニの遺作「トゥーランドット」から
いくつかのモチーフの抜粋を行った作品。
グレードは初級向けで、
初心者の多いバンドでも楽しく演奏することが出来ると思います。
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■ジュ・トゥ・ヴ
作曲:エリック・サティ 編曲:正門研一
https://goldenheartspublications.com/?pid=152334861
演奏時間:約4分00秒
参考音源はこちら
サティの名曲「ジュ・トゥ・ヴ」に
ジャズ要素を取り込んだアレンジです。
演奏会のアンコールほか、
様々な場面で活かすことが出来るでしょう。
PDF版:フルスコアのみはこちら
PDF版:パート譜のみはこちら
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■オーバード(ピアノ協奏曲)
作曲:フランシス・プーランク
編曲:スーユー・ホァン
https://goldenheartspublications.com/?pid=136631109
演奏時間 :約12分00秒
参考音源はこちら
原曲は、フランスを代表する作曲家
フランシス・プーランク(1899-1963)が作曲した
小編成オーケストラとピアノのための協奏曲
「オーバード、ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲」。
このアレンジでは
ピアノと吹奏楽のための協奏曲となっています
(舞踏はありません)。
原曲も弦楽器よりも管楽器の方が多く、
原曲の響きの良さを残したアレンジですが、
原曲にあるセクションから
「トッカータ」「ロンド、ディアーヌと仲間たち」
「ディアーヌの入場」「ディアーヌの退場」
「ディアーヌの別れと出発」を抜粋したアレンジのため、
原曲より短くなっています。
(原曲は20分ほど、このアレンジは12分ほど)
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■シチリアーノ
作曲:M.T. フォン・パラディス 編曲:ロブ・ウィッフィン
https://goldenheartspublications.com/?pid=136587908
演奏時間:約2分50秒
参考音源はこちら
2018年5月、
メーガン・マークルとヘンリー王子の結婚式で
短いリサイタルの一環として
若手チェリストのシェク・カネー=メイソンが
この曲を演奏したのを聞きました。
私はすぐに音楽のシンプルな魅力に感銘を受け、
バンドのためにアレンジしました。
その過程において、私はそれを過度に編曲するのではなく、
優しく触れることが最善と考えました。
色調の変化や対旋律とは別に、
音楽の豊かなエレガントさは、
元のヴァイオリンやチェロのためのソロと同じように現れます。
この作品はオーストリアの作曲家、音楽家、
マリア・テレジア・フォン・パラディス(1859年5月15日-1824年2月1日)
に起因しますが、グローブ・ミュージックによれば、これは誤っており、
ヴァイオリニストの
サミュエル・ドゥシュキンがウェーバーの
ヴァイオリン・ソナタOp.10、No.1のロマンスに基づいて
作曲した可能性があります。
誰によって作曲されたものであっても、非常に魅力的な作品です。
(ロブ・ウィッフィン)
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■カナリオス
作曲:ガスパル・サンス 編曲:ロブ・ウィッフィン
https://goldenheartspublications.com/?pid=136587907
演奏時間:約3分50秒
参考音源はこちら
カナリオスは、1674年にガスパル・サンスによって
バロック様式のスペインのギターのために書かれた
活発でリズミカルな舞曲です。
「スペイン・ギター指南」の一部として出版されました。
フランシスコ・バルトロメ・サンツ・セルマ(1640年4月4日-1710)は、
ガスパル・サンツとして知られており、
サラマンカ大学で音楽、神学、哲学を学んだ後、
そこで音楽教授になりました。
彼の音楽は20世紀の作曲家、
マヌエル・デ・ファリャ、ホアキン・ロドリーゴ、
ピーター・ウォーロックにインスピレーションを与えました。
カナリオス(Canaries)は典型的なアラゴネーズ・ホタであり、
6/8と3/4のリズムの組み合わせから得られる
リズミカルなエネルギーでいっぱいです。
この編曲は、メロディー的にはサンスの原曲のままですが、
多くの色彩と面白さを与えるセッティングになっており、
いくつかの紆余曲折があります。
(ロブ・ウィッフィン)
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■タキオのソーラン節 (TAKIO'S SORAN 2)
作曲:伊藤多喜雄
編曲:木原塁
https://goldenheartspublications.com/?pid=129440284
演奏時間:約3分20秒
参考音源はこちら
原曲は有名な北海道民謡「ソーラン節」ですが、
Dance Beatに乗せたアレンジになっているので、
Soloで演奏される旋律以外は、
リズムをあまり崩さず演奏する方が良いでしょう。
基本的には、伴奏はポピュラーの語法を遵守して、
音は長めに、リリースまではっきりと。
スタッカートも軽くならずに演奏してください。
オブリガートなどは多少の歌い込みはあって良いですが、
スラーのかかったフレーズなどで
テンポより後ろにもっていき過ぎないように、気をつけてください。
また、アーティキュレーションとダイナミクスには常に注意して、
特にmp以下に落とすところをしっかり作りましょう。
人数が多いようでしたら、
One Playの部分を作るなど工夫してください。
Voiceはとにかく威勢よく。
バンドの人数に余裕があれば、振り付けもあって良いでしょう。
和太鼓、締太鼓などはなくても演奏可能ですが、
手配できるようでしたら加えてみると、
賑やかになり雰囲気と迫力が出るでしょう。
ただし、その場合でも表現にメリハリをつけられるよう、
常に気をつけてください。
こうした盛り上がりを演出できる曲では、
時に演奏が雑になりがちです。
大きい音ばかりにならずに、
まずはリズムを正確に、テンポをキープして。
聴いていても気持ちいいグルーヴを作れるように心がけてください。
(木原塁)
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■「セレスティアル・エレメンツ」より「地」「火」
~スネア・ドラムと吹奏楽のための~
作曲:マイケル・ヴァーナー
編曲:スーユー・ホァン
https://goldenheartspublications.com/?pid=128494886
演奏時間:約10分00秒
参考音源はこちら
この曲は、元はマイケル・ヴァーナーの
「Celestial Elements」から、
スネアドラムとパーカッションの
アンサンブルのために書かれたものです。
伝統的にアンサンブルの中で
非常にリズミカルで伴奏的な役割を果たす楽器である
スネアドラムを強調するためのものです。
今回は、スネアドラムと吹奏楽用にアレンジし、
スネアドラムを多彩な音色で表現し、
スネアドラムの様々な側面を理解してもらいました。
(スーユー・ホァン)
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その他、Golden Hearts Publications作品一覧はこちらです。
それではまた次回!