
こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
週に数回、Golden Hearts Publications作品のご紹介をしている「今日の1曲」。
参考音源を聴くだけでも良いので、少しだけお時間をください!
今日はコジモ・ボンバルディエーリさん編曲のボーカルまたは独奏楽器+吹奏楽のための作品「コーレ・ングラート」をご紹介します。
■原題または洋題:Core 'ngrato
■作詞:リッカルド・コルディフェッロ(Riccardo Cordiferro)
■作曲:サルヴァトーレ・カルディッロ(Salvatore Cardillo)
■編曲者:コジモ・ボンバルディエーリ(Cosimo Bombardieri)
■演奏時間:約3分40秒
■出版社:Golden Hearts Publications
■参考音源:You Tube
■楽曲について
リッカルド・コルディフェッロ(アントニオ・スカルフォリオのペンネーム)は、1878年にバジリカータ州のカステルメッツァーノで生まれ、1940年に亡くなったイタリア系アメリカ人の詩人、ジャーナリスト、劇作家でした。コルディフェッロは、アメリカ合衆国におけるイタリア系アメリカ文学とイタリア移民劇の歴史において重要な人物です。
彼の作品の中で、コルディフェッロは、差別、経済的困難、イタリアへの郷愁などの社会問題を取り上げました。彼は風刺的で劇的な作風で知られていました。彼は、労働者階級の苦闘、移民の生活、社会的不正を描いた詩や劇を書きました。
彼の市民的な関与の顕著な例として、移民労働者の搾取に反対する姿勢があり、多くの作品にそのテーマが表れています。
リッカルド・コルディフェッロは、しばしば敵対的であった国で新しい生活を築こうとしたイタリア移民の世代に声を与え、イタリア系アメリカ文化に大きな貢献をしたことで記憶されています。
サルヴァトーレ・カルディッロは1874年にナポリで生まれ、1947年にニューヨークで亡くなりました。彼は主に、有名なナポリ民謡「コーレ・ングラート(恩知らずの心)」の作曲者として知られており、この曲はナポリ民謡のレパートリーの中で最も有名で愛されている作品の一つとなっています。
彼はナポリのサン・ピエトロ・ア・マイエッラ音楽院で学び、しっかりとしたクラシック音楽の教育を受けました。
彼は当時非常に人気のあったナポリ民謡の作曲家としてキャリアをスタートさせました。
「コーレ・ングラート」:この曲は、1911年にリッカルド・コルディフェッロによる歌詞とともに作曲され、すぐに国際的な成功を収めました。この曲は、テノール歌手エンリコ・カルーソーによって有名になり、彼の多くのコンサートで演奏されました。
ナポリの歌は、イタリアと世界の音楽史において重要な章を代表しています。ナポリで生まれ発展したこの音楽ジャンルは、18世紀に起源を持つ豊かな伝統を持っていますが、19世紀後半から20世紀初頭にかけて人気の絶頂に達しました。
ナポリの歌の起源は、16世紀と17世紀の民衆的なアリアとヴィラネッラにさかのぼります。歌詞はナポリ方言で書かれており、その独自性と文化的アイデンティティに貢献しています。繰り返されるテーマには、愛、郷愁、ナポリとその湾の美しさ、そして日常生活が含まれています。
(コジモ・ボンバルディエーリ)
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「コーレ・ングラート」は、日本では「つれない心」や「カタリ、カタリ」の名前でも知られています。サルヴァトーレ・カルディッロが作曲し、リッカルド・コルディフェッロが作詞したナポリ歌曲です。
世界的に有名なテノール歌手であるホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、ルチアーノ・パヴァロッティが競演した「3大テノール 世紀の競演」でも、ホセ・カレーラスが歌唱しています。多くのテノール歌手が歌い継いでいる名曲ですね。
今回はイタリアの指揮者、作曲家のコジモ・ボンバルディエーリによる「歌と吹奏楽」のための編曲ですが、ボーカルパート(イタリア語)は「in Bb」「in Eb」「in C (B.C.)」の楽器でも代用できるよう、パート譜を同梱しています。
ぜひ演奏会で取り上げてみてください。
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▼作曲者紹介:
コジモ・ボンバルディエーリ(Cosimo Bombardieri)
コジモ・ボンバルディエーリは、青少年オーケストラ「A.セルセール」の創設者兼首席指揮者で、将来有望な若手指揮者と目されています。1700年代から現在に至るレパートリーを持ち、10年にわたりイタリア国内外で数多くのコンサートを開催。自身のオーケストラとともに、南イタリアで著名なアーティストと100回以上のコンサートを行い、若手指揮者として称賛を浴びています。 多くの管弦楽団などと共演し、作曲コンクールの芸術監督なども務めました。指揮者としての活動に加え、作曲家としての活動も交互に行い、国際的な舞台での受賞や公演で多くの成功を収めています。現在は音楽高校作曲・分析科教授、「カモニカ谷の賛歌(Hymn of Camonica Valley)」作曲コンクール芸術監督、ボルゴ・ウィンド・オーケストラ首席指揮者(イタリア)、ブレシアANBIMA吹奏楽団音楽監督(イタリア)も務めています。