
今日は小國晃一郎さん編曲のバルトーク「ピアノソナタ Sz.80」(金管8重奏)の楽譜を販売開始しました。
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■【金管8重奏 楽譜】
ピアノソナタ Sz.80
作曲:バルトーク・ベーラ
編曲:小國晃一郎
■原題または洋題:Piano Sonata, Sz.80 For Brass Octet
■編曲者:小國晃一郎(Kouichirou Oguni)
■演奏時間:約12分00秒
■出版社:Golden Hearts Publications
■参考音源:You Tube
■楽曲、演奏について:
バルトーク(Bela Bartok, 1881~1945)は、作曲家であると同時に、民族音楽研究家であり、また自身が優れたピアニストでした。彼がピアノに打楽器的な要素を見出した事はよく知られており、この作品においてもゴツゴツしたリズムや、不協和なレベルを伴った和音など、打楽器的な書法が随所に見受けられます。
原曲はピアノ作品ですが、金管楽器でアンサンブルを組み立て直し、その際に「金管楽器らしさ」も盛り込んでみました。
Trumpet x 2, Horn x 2, Euphonium x 2, Tuba x 2
と、金管八重奏としてはあまり一般的ではない編成ですが、これはバリチューバ四重奏をベースにアンサンブルを組み立て、その土台の上にTrumpetとHornを加えた為です。
演奏について:
楽譜には原譜に記載されているメトロノーム記号をそのまま記載していますが、これはあくまで目安としてください([Tempo I]には補足的に元に戻るメトロノーム記号、数値をカッコ書きで加筆していますが、これは原譜には記載はありません)。
実際に色々な奏者によるピアノでの演奏を聴き比べてみると、奏者によって演奏速度はかなり違い、楽譜の指定よりかなり速い演奏もあれば、遅い演奏もあります。これは奏者の判断、解釈による所が大きいと思います。また、楽譜に記載が無くても、自然発生的な[rit.]などのテンポの揺らぎも歓迎されます。
Trumpetの[cloth over bell]は、「ベルをクロスで覆う」という意味です。正式な奏法ではなく、「ミュート程ではないが音量を抑え、ソフトな音色が欲しい」という箇所に指定しています。難しい様であれば「ベルを譜面台に向けて演奏する」に変えて頂いても問題ありません。
(生音が響かない吹き方にして頂ければ、それで問題ありません。)
また、普段、吹奏楽団で演奏している方々だけでなく、普段ブラスバンドで演奏している方々、またブラスバンドの楽器でも演奏出来る様に、ト音記号表記のパート譜もご用意しています。
その他、
・カッコ書きの音符:breath point
・カッコ書きの小音符:ossia
アンサンブルコンテストなどで単一楽章を抜粋しての演奏は問題ありません。ただし、その楽章の中でカット・抜粋する様な演奏、また、各楽章をカット・抜粋して繋げる様な演奏は容認していません。
(編曲者註:この作品に限らず、コンクール、アンサンブルコンテストでの演奏も含め、カット・改編して演奏する場合、原則的に著作者から許諾を得る必要があります。)
(小國晃一郎)
■編成:(セットに含まれるパート譜)
Bb Trumpet 1 (or Cornet)
Bb Trumpet 2 (or Cornet)
F Horn 1
F Horn 2
Euphonium 1 (B.C.) (or Baritone, Trombone)
Euphonium 2 (B.C.) (or Baritone, Trombone)
Tuba 1 (B.C.) (or Bass Trombone)
Tuba 2 (B.C.)
下記のパート譜も同梱されています。
Eb Horn 1
Eb Horn 2
Bb Euphonium 1 (T.C.) (or Baritone, Trombone)
Bb Euphonium 2 (T.C.) (or Baritone, Trombone)
Eb Bass (T.C.) *(alternative part of Tuba 1)
Bb Bass 1 (T.C.) *(alternative part of Tuba 1)
Bb Bass 2 (T.C.) *(alternative part of Tuba 2)
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ぜひ演奏してみてください!PDF版も近日中にご用意出来る予定です。
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