吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publicationsのブログ

吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publications(ゴールデン・ハーツ・パブリケーションズ)のブログです。

【メルマガバックナンバー】「バンドにとって新しいマーチ」を演奏してみよう!



 

こんにちは!

Golden Hearts Publicationsの梅本です。


今日は2025年2月6日発行のメルマガのバックナンバーです。参考音源もありますのでぜひ聴いてみてくださいね。

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「バンドにとって新しいマーチ」を演奏してみよう!
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おそらく多くのバンドで演奏会のプラグラムに「マーチ」を入れると思うのですが、皆さんのバンドでは演奏会の「マーチ」どうされてますか?

その年の吹奏楽コンクールの課題曲を使ったり、過去に購入した楽譜をコピーして使いまわしていることもあるかもしれませんね。(それが違法コピーか合法コピーか、現場にいない僕にはわかりませんが)

マーチの世界は奥深いものがあります。

だからこそ吹奏楽コンクールの課題曲にマーチが入っているのかもしれませんね。

Golden Hearts Publicationsにも色々なマーチがあるので、次回の演奏会の際には「バンドにとって新しいマーチ」をプログラムに入れてみてほしいなと思います。

作家さんごとの個性もありますし、新しい学びも楽しみもあるはずです。

日本においてマーチの楽譜は「安く売ろう」という方針があるように感じます。各社の方針なのでどうこう言えないのですが・・・

Golden Hearts Publicationsでは楽曲のスタイルによって価格帯に差をつけるということはしていません。純粋に制作原価を元に価格を決定しています。

パート数やページ数が増えれば高くなるし、逆であれば安く提供できます。

交響曲だろうがマーチだろうが作家さんが作品に込める情熱に違いはないと考えています。

「マーチだから安くていいよね」「マーチは安くあるべきだよね」とは思いません。

ですから他の日本の出版社さんに比べると高く感じるかもしれませんが、僕からすれば筋の通った値付けの方法ではないかと思っています。

ぜひ次回の演奏会に、下記のGolden Hearts Publicationsのマーチの採用をご検討ください。

各商品ページに参考音源とスコア閲覧があります。

また、PDF販売に対応している作品は各商品ページからPDF販売ストアにリンクがあります。

「安く買いたい」というバンドはPDF版をご利用ください。

(スコアだけ買ってそこからパート譜を作るのはやめてくださいね!)

 

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■行進曲「蒼き巨人」 
作曲:金山徹

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2022年、滋賀県近江高等学校吹奏楽部の委嘱により、マーチングコンテストでの演奏曲の中の1曲として作曲。

曲のタイトルは近江高校吹奏楽部のイメージカラー「青=Blue」から。

コンテストでは制限時間のためにカットしテンポも早かったため、2023年7月に広島の「安佐北シンフォニックウィンズ」の40周年記念演奏会にて作曲者自身の指揮で演奏されたのが、完全版での初演となる。

マーチ(行進曲)は通常二拍子( 2/2, 4/2, 6/8など)で書かれるが、この曲はトリオの伴奏が四拍子の形である事から、全体を4/4として書いた。

(金山徹)

 

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■コンサートマーチ「木洩れ日の道で」 
作曲:萩原友輔

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「木洩れ日の道で」は8分の6拍子 のコンサートマーチです。

短い序奏に始まり、軽やかな第一マーチ、勇ましい第二マーチを経て、中間部では前半とは対照的な美しい旋律が奏でられます。

この旋律は8小節のブリッジを経て、3回演奏されます。

2回目は高音パートの小鳥のさえずりのような対旋律が、最終マーチでは中低音パートの力強い対旋律が交差します。

オプションパートの設定はありませんが、少ない人数でも演奏ができるように作曲しました。

(萩原友輔)

 

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■行進曲「ステップ・フォー・ステップ」 
作曲:正門研一

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私は2009年から2013年にかけて「シャイニング・ソウル」という行進曲のシリーズを作曲したのですが、この「ステップ・フォー・ステップ」はその過程で生まれた作品です(2010年3月作曲)。技術的にも曲想としても「優しい」ものを…そのような想いで作曲しました。

シャイニング・ソウル」シリーズの他の作品のような「よくあるものとは少し違ったもの」とは敢えてせずに、一般的なフォーマットの中に自身の言葉を嵌め込んでみようと試みています。ですから、タイトルにも「シャイニング・ソウル」を使わず、「ステップ・フォー・ステップ」としました。ここには「足並みをそろえて」といった意味を私は持たせています。

他の作品同様、作品そのものは特定の物語や情景を表したものではありません。思い思いの情景を描き楽しんでいただけますと幸いです。

(正門研一)

 

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■コンサート・マーチ「シャイニング・ソウル 2」 
作曲:正門研一

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2009年から2013年にかけて作曲した「シャイニング・ソウル」シリーズの第2作目にあたります。自発的に始めたこのシリーズの根底には、2009年に病に倒れた父(2014年没)への感謝、回復への願い、というごく個人的な感情があります(詳しくは述べませんが)。作品ごとに自分なりのテーマ(課題)を持って作曲しているのですが、この「2」で私は、二つの主題(動機)を中心としたポリフォニックな展開、かつ、「勇ましくない」行進曲を目指しました。

ひとつ目の主題は、冒頭の4小節に現れます。この主題は曲中断片的に現れてもうひとつの主題と絡むこともありますし、その「反行型」が曲の一部分を支配することもあります。

もうひとつの主題はリハーサール・マーク[A]からの旋律。特にその冒頭2小節の音型は繰り返し登場します。

曲の中間部では二つの主題とは違った旋律や動機も登場しますが、主要な二つの主題を展開させることで私は内面的な強さを作品に持たせようと試みました。とはいえ、作品そのものは特定の物語や情景を表すものではありません。演奏される方なりの、お聴きになる方なりの物語を描いていただけますと幸いです。


2012年3月作曲(2020年改訂)

初演:2014年11月23日(日)

春日市吹奏楽団(福岡県)第35回定期演奏会(指揮:八尋清繁)

(正門研一)

 

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■行進曲「サリューテイション」 
作曲:正門研一

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2004年1月、私が当時楽長を務めていた北九州市消防音楽隊の「第30回定期演奏会」を記念して作曲したコンサート・マーチです。長年にわたり尽力された方々、支援くださった方々への敬意と感謝の気持ちを込めて作曲。

作品は、特別な情景やストーリーをイメージしたものではありませんが、作曲に際し私の頭の中には常に、勇敢かつ心優しき消防隊員の姿がありました。そうした隊員たちへの尊敬の念もまたこの作品には込められています。

初演は同年3月27日、八幡市民会館(北九州市)における同演奏会にて。

この作品、私がそれまでに作曲した《ブライト・サマー・ミュージック》(2000年)、《イントラーダ》(2002年)、《前奏曲「in Just-」》(2003年/ゴールデン・ハーツ・パブリケーションズ刊)などの吹奏楽作品で用いた素材や語法とは共通点も多いのですが、より自分の「言葉」が鮮明になったと思っています。また、この作品がなかったら《メモリアル・マーチ「ニケの微笑み」》(2007年/ゴールデン・ハーツ・パブリケーションズ刊)、など後の作品はもっと違うものになっていたかもしれません。

ひとつの節目を迎えた演奏会のために書いた作品が、私自身の創作活動の上で節目になった…そうした意味でも私にとって特別な一曲です。

(正門研一)

 

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■メモリアル・マーチ「ニケの微笑み」 
作曲:正門研一

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2008年に大分県で開催された「第63回国民体育大会」と「第8回全国障害者スポーツ大会」の式典音楽として委嘱され、主に両大会の開・閉会式で選手団入退場時のメイン行進曲として、作曲者が指揮する式典音楽隊により演奏されました。作曲は2007年初頭から春にかけて。

「ニケ」とは、ギリシャ神話に登場する「勝利の女神」。フランスのルーブル美術館所蔵の彫像「サモトラケのニケ」は誰でも一度は目にしたことがあるでしょうし、アメリカの有名なスポーツ用品メーカーの社名がニケに由来することもよく知られています。


勝利の女神はどちらに微笑むでしょうか?」

スポーツの中継放送ではよく耳にするフレーズです。このフレーズとサモトラケのニケ(ご存知の通り、頭がありません。)が作品、そしてタイトルの発想のベースになっています。

両大会の出場選手は国内各地の予選を突破してこられた方々。つまり一度はニケが微笑んでくれた…。厳しい予選を勝ちあがり両大会へ出場されたことへの敬意と、これから始まる大会で選手の皆さんが最大限の力を発揮できますように、という祈りが作品には込められています。勝利の女神は、己の道を信じ努力を重ねた人にこそ優しく微笑んでくれる、寄り添ってくれると思います。何もスポーツに限らず、己の道を信じ地道に歩む方々への「応援歌」になれば、との想いもこの曲には込められています。

(正門研一)

 

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みにくいアヒルの子たちのパレード 
作曲:ディートリヒ・ヴァンアケリェン

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ピアノソロのための私の初期の作品の一つは、小さな動物に触発された一連の行進曲でした。

みにくいアヒルの子たちのパレード」は、「すべてのアヒルが醜いとしたらどうだろう?」という疑問に基づいた短いウィットに富んだ作品です。

オーケストレーションを行うことはふわふわした生き物にさらに多くの人生をもたらすチャンスを私に与えました。

対拍子はアヒルのよちよち歩きをまねしていますが、同時に多くの背の高い木が流れてくることによる短い突然の全力疾走も表現しています。

このパレードは理想的なオープニング・ピースであるか、またはアンコールや録音にも最適です。

みにくいアヒルの子たち」はミュージシャン自身のことではありません。

たとえそうだったとしても、物語が進むにつれて、最後に彼らはすべて美しい白鳥になるのです...

(ディートリヒ・ヴァンアケリェン)

 

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■行進曲「捜索救助隊」 
作曲:ロブ・ウィッフィン

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行進曲「捜索救助隊」は、イギリス海軍とイギリス空軍の両方の捜索救助隊(Search and Rescue Services)の勇敢な勇気のために書かれた伝統的な行進曲です。

この作品は捜索救助隊によって、捜索救助隊の仕事の生活と、「偉大なる父(涯しも知られぬ青海原をも)(Eternal Father, Strong to Save (For those in peril on the sea))」という言葉と結び付いているジョン・ダイクス(J B Dykes)の賛美歌曲「メリタ」を合わせた何か書くようにと指示を受け委嘱されました。

(ロブ・ウィッフィン)

 

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■マーチ「ライト・フット・ファースト」 
作曲:ジンジュン・リー

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日本のコンサート・マーチのジャンルは、世界各地で演奏される吹奏楽で非常に人気のあるジャンルであり、それぞれ独自の方法、独自のさまざまな形式で登場しています。

しかしながら、彼らは同じようなクリシェを提示しているので、マーチ「ライト・フット・ファースト」において、私は似たようなスタイルのマーチを書くためにそのクリシェを編集しましたたが、ひねりのあるハーモニーやリズムを用いているので、この音楽には常に何か正しくないものがあるように感じます。

この結果、演奏者と聴衆の両方にとって楽しい経験となるように、人間の聴覚の期待を伴う、多くの驚きが最後までどこにでも散りばめられた、遊びとも言える冗談音楽的なマーチとなっています。

(ジンジュン・リー)

 

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以上、今日は「【メルマガバックナンバー】「バンドにとって新しいマーチ」を演奏してみよう!」でした。

 

また次回!