こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
週2-3回、Golden Hearts Publications作品のご紹介をしている「今日の1曲」。
参考音源を聴くだけでも良いので、少しだけお時間をください!
今日は會田瑞樹さん作曲のマリンバ独奏のための作品「マリンバ・ファナティコ」をご紹介します。
■原題または洋題 :Marimba Fanatico for solo Marimba
■作曲者 :會田瑞樹(Mizuki Aita)
■演奏時間 :約4分50秒
■出版社 :Golden Hearts Publications
■参考音源:You Tube
■楽曲について:
「マリンバ・ファナティコ…木琴狂信者」とも言える本作品はひたすら熱狂的に奏で続けることを念頭に作曲した。左右は硬さの異なるマレットを持ち、音域が拡大し続けるマリンバへのアンチテーゼを込めてコンパクトなA-Cの音域を指定し、高音域にこそ、この楽器の魅力があることを示したかった。リズムの変容、浮遊感のあるコラールののち、「プロセッション」と銘打った第3部はインドネシアでの思い出が込められている。
(會田瑞樹)
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演奏家としてだけでなく作曲家としても注目が高まっている會田瑞樹さんの作品です。ぜひトライを!
商品ページはこちら。
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▼作曲者紹介:
會田瑞樹(Mizuki Aita)
打楽器奏者。1988年宮城県仙台市生まれ。幼少よりヴァイオリンを照井勢子氏に師事。
12歳で打楽器を志し、佐々木祥、星律子、有賀誠門、藤本隆文の各氏に師事し基礎を学ぶ。
宮城県仙台第二高等学校を経て武蔵野音楽大学において吉原すみれ、神谷百子の両氏に師事。2014年武蔵野音楽大学大学院修士課程修了。
2010年日本現代音楽協会主催第9回現代音楽演奏コンクール”競楽?\”において大会最年少ファイナリストとしてデビュー、第二位を受賞。 「憑依型の演奏(西耕一氏)」と評されるなど話題を集めた。
2011年6月にはサントリーホール主催レインボウ21「打楽器音楽、その創造と継承」公演において総合プロデューサーと演奏者の二役を担い、行動する演奏家としての姿勢を示した。その後、會田のそれらの姿勢を見守ってきた打楽器奏者・高橋美智子氏より、長年女史が使い続けてきた
Deagan 社ヴィブラフォンを譲り受ける。それをきっかけにヴィブラフォンの魅力の更なる開拓を求めて 2012 年ヴィブラフォンソロリサイタルを初開催。
以降、打楽器・ヴィブラフォンのための新たな魅力の追求を活動のテーマとして、 これまでに湯浅譲二、間宮芳生、末吉保雄、水野修孝といった巨匠世代から、権代敦彦、山内雅弘、国枝春恵、木下正道ら中堅世代、薮田翔一、白藤淳一、坂田直樹、佐原詩音をはじめとする若手世代と幅広く協働して次々と自らのリサイタルで新作初演を行い、その数は現在200作品を超える。
加えて、演奏家としての独自の目線からの作曲活動も近年活発に行い、2019年には日本作曲家協議会主催:第十回JFC作曲賞に入選を果たすなど、その活躍の幅を広げている。
今日は以上です!
次回の「今日の1曲」をお楽しみに!