吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publicationsのブログ

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【参考音源あり】今日の1曲~あなたのお時間、少しください!:スーユー・ホァン「さえずり鳥 / 哀愁のフルート」(フルート独奏、約1分45秒/約5分)



 

こんにちは!

Golden Hearts Publicationsの梅本です。


週2-3回、Golden Hearts Publications作品のご紹介をしている「今日の1曲」。

参考音源を聴くだけでも良いので、少しだけお時間をください!

今日はスーユー・ホァンさん作曲のフルート独奏のための作品、「さえずり鳥 / 哀愁のフルート」をご紹介します。


■原題または洋題:Tweet Tweet Birds / Somber Flute

■作曲者:スーユー・ホァン(黄思瑜:Ssu-Yu Huang)

■演奏時間:

さえずり鳥 (Tweet Tweet Birds) 約1分45秒

哀愁のフルート (Somber Flute)  約5分00秒

■出版社:Ssu-Yu Huang / Golden Hearts Publications

■参考音源

▼さえずり鳥

youtu.be

▼哀愁のフルート

https://windbandpress.net/ghp/SomberFlute_SsuyuHuang.mp3

■楽曲について:

さえずり鳥 (Tweet Tweet Birds):

この作品は鳥の鳴き声にインスパイアされています。異なる鳥たちがフルートの異なる音色で表現されています。

鳥の語彙を模倣するために、さまざまな演奏技法が使用されています:鳥の歌のための早いパッセージ、鳥のグループの対話のためのトレモロのフレーズ、鳥の追いかけのための偶発的なやりとりなどが含まれています。


哀愁のフルート (Somber Flute):

このフルート・ソロ作品は、唐時代の詩人、杜甫の詩にインスパイアされています。

ノスタルジアは、フルート演奏の音によって引き起こされました。少しだけの音符、何千ものホームシックな思考が引き出されました。 作曲家は、詩と同じ感情を共有し、古代のフルートを模倣するために現代のフルートを使用しています。

ノスタルジアを完全に表現するために、大きなビブラート、トレモロボイシングポルタメントなどのさまざまな演奏テクニックを使って、異なるピッチ・レンジで変奏が展開されます。

(スーユー・ホァン)

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リサイタルプログラムやソロコンサートにはもちろん、趣味での演奏やテクニックの練習にもオススメです。2曲セットでの販売です。

商品ページはこちら。

goldenheartspublications.com

 

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▼作曲者紹介:

スーユー・ホァン(黄思瑜:Ssu-Yu Huang):

1970年生まれの台湾の作曲家、ピアニスト。台南女子技術學院(Tainan Woman’s College of Arts and Technology)で電子オルガンとピアノを専攻する傍ら、1987年に作曲の勉強を始めました。1996年、台北の中国文化大学を卒業。1997年にオーストラリアのメルボルン大学で作曲とピアノを学びました。2007年からは、アメリカのロード・アイランド大学のジェフリー・ギブズ博士(Dr. Geoffrey Gibbs)に師事し、バーバラ・コルブ(Barbara Kolb)氏からプライベート・レッスンを受けました。大胆で繊細なジャンルの音楽を幅広くカバーする彼女の作品は、台湾のプロミュージシャンやオーケストラはもちろん、世界の他の地域でも人気があります。ドイツの指揮者ギュンター・ヘルビヒ(Gunther Herbig)は、現代的で複雑なスタイルのオーケストラ作品を賞賛しています。


今日は以上です!

次回の「今日の1曲」をお楽しみに!