吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publicationsのブログ

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【参考音源あり】今日の1曲~あなたのお時間、少しください!:ヘンデル(編曲:小國晃一郎)「オラトリオ「メサイヤ」より「ハレルヤ」」(フレキシブル4重奏、約3分30秒)



 

こんにちは!

Golden Hearts Publicationsの梅本です。


週2-3回、Golden Hearts Publications作品のご紹介をしている「今日の1曲」。

参考音源を聴くだけでも良いので、少しだけお時間をください!

今日はヘンデル作曲、小國晃一郎さん編曲のフレキシブル4重奏のための作品「オラトリオ「メサイヤ」より「ハレルヤ」」をご紹介します。


■原題または洋題:"Halleluja" from Oratorio "Messiah"

■作曲者:ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(Georg Friedrich Handel

■編曲者:小國晃一郎(Kouichirou Oguni)

■演奏時間:約3分30秒

■出版社:Golden Hearts Publications

■参考音源:You Tube

youtu.be

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■楽曲について

楽曲について:

ヘンデル(Georg Friedrich Handel, 1685~1759)によるこの作品は、バッハのマタイ受難曲ヨハネ受難曲と並んでよく知られた宗教的作品です。クリスマスシーズンによく耳にする事も多いのではないでしょうか。コンクール向けと言うよりはロビーコンサートやちょっとした発表会などで気軽に演奏されて欲しいと思い、作成しました。

この作品の特徴として、各曲の冒頭に速度標語は記載していますが、それ以外の速度変化記号(rit.やフェルマータなど)、強弱記号、及びスラーを含むアーティキュレーショは意図的に排しました。これは、全ての曲が讃美歌、「歌」が元になっている為、「自分のパートを歌うとしたら、どのように歌うだろうか、それで楽器ではどう演奏するだろうか」という事をよく考え、また他のパートも意識し、よく聞きあって演奏して欲しい、という趣旨があります。

その為、メロディーの起伏や曲の進行に沿った自然な強弱の変化やアゴーギクはあって然るべきでしょう。

また、速度標語もあくまで一般的な物に過ぎず、実際の演奏速度は奏者の判断に委ねます。

(小國 晃一郎)

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有名な「ハレルヤ」のフレキシブル4重奏です。シンプルなアレンジなので汎用性が高く、ロビーコンサートや依頼演奏など様々な場面でお使いいただけます。

商品ページはこちら。

goldenheartspublications.com

 

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▼編曲者紹介:

小國晃一郎(Kouichirou Oguni):

1984年、京都府久美浜町(現京丹後市)出身。

京都府立網野高等学校卒業、京都産業大学国語学英米語学科卒業。

高校から吹奏楽部に所属し、高校ではトロンボーン、大学ではホルンを担当。

大学卒業後はアマチュア吹奏楽団にてホルン奏者兼指揮者として活動。作編曲は独学。

約10年の会社員生活の後、現在はフリーランスで楽譜の校正・浄書家として楽譜制作の仕事をしつつ、自身の創作活動を行っている。教育現場の為の音楽や楽譜、実際の現場からの要望に沿った音楽制作を心掛けている。


今日は以上です!

次回の「今日の1曲」をお楽しみに!