こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
週2-3回、Golden Hearts Publications作品のご紹介をしている「今日の1曲」。
参考音源を聴くだけでも良いので、少しだけお時間をください!
今日はスーユー・ホァンさん作曲のサクソフォーン4重奏のための作品「サークル」をご紹介します。
■原題または洋題 :圓 (Circle)
■作曲者:スーユー・ホァン(黄思瑜:Ssu-Yu Huang)
■演奏時間:約4分40秒
■出版社:Ssu-Yu Huang / Golden Hearts Publications
■参考音源:You Tube
■楽曲について
このサクソフォーン四重奏は人生が円のようなものであるというメタファーを表現しています。
始点もまた終点です。 あらゆるステップが新たなスタートにつながっています。
一緒に、個々の出発点は人生の軌跡を形成します。
これに動機づけられて、作曲家は最もシンプルな形と色彩を追求して、ミニマリズムのスタイルでこの作品を創作しました。
円は、私たちが始まりも終わりも恐れるべきではないということを意味しています。
それぞれの終わりはまた新しい始まりなのです。
(スーユー・ホァン)
■編成:
Soprano Saxophone
Alto Saxophone
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
--------------
ミニマルの手法を駆使して、人生を円に例えて表現した神秘的な作品。
「終わりは始まり」という作者の言葉と音楽が生きる勇気を与えてくれるような優しくも活力のある音の構成が印象的です。
アンサンブルコンテストにもオススメです。
商品ページはこちら。
----------------
▼作曲者紹介:
スーユー・ホァン(黄思瑜:Ssu-Yu Huang):
1970年生まれの台湾の作曲家、ピアニスト。台南女子技術學院(Tainan Woman’s College of Arts and Technology)で電子オルガンとピアノを専攻する傍ら、1987年に作曲の勉強を始めました。1996年、台北の中国文化大学を卒業。1997年にオーストラリアのメルボルン大学で作曲とピアノを学びました。2007年からは、アメリカのロード・アイランド大学のジェフリー・ギブズ博士(Dr. Geoffrey Gibbs)に師事し、バーバラ・コルブ(Barbara Kolb)氏からプライベート・レッスンを受けました。大胆で繊細なジャンルの音楽を幅広くカバーする彼女の作品は、台湾のプロミュージシャンやオーケストラはもちろん、世界の他の地域でも人気があります。ドイツの指揮者ギュンター・ヘルビヒ(Gunther Herbig)は、現代的で複雑なスタイルのオーケストラ作品を賞賛しています。
今日は以上です!
次回の「今日の1曲」をお楽しみに!