こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
今日からしばらく、週に1曲、Golden Hearts Publications作品をご紹介していきたいと思います。
少しだけ、お時間をください!
今日は萩原友輔氏作曲の吹奏楽作品「悠久の樹」のご紹介です。
※動画は加筆・訂正を加える前のバージョンです
■洋題:Chronicles of the Soul
■演奏時間:約7分00秒
たまたまYou Tubeで見つけて、「これはかっこいいな!」と思い、萩原氏に連絡を取って出版させていただくことになった作品です。
演奏時間も約7分なので、吹奏楽コンクールにもオススメの作品ですね。
作曲された萩原友輔(はぎはら ゆうすけ)さんは、1995年生まれ、大阪在住。作曲を朴守賢(PARK,Soo-Hyun)、藤井修(Fujii Osamu)両氏に師事しています。
第11回日本管打・吹奏楽学会作曲賞佳作(本作品)、湯谷温泉吹奏楽作曲コンクール第3位。
■楽曲について:
この曲は「魂」をテーマに作曲しました。人の生には限りがありますが、それまで生きてきた軌跡(魂)は関わった人々の心の中に生き続けていくのではないでしょうか。そしてその連鎖は人から人へと限りなく続いていくのだろうと思います。
"悠久の樹"は「果てしなく続く魂の成長」を意味して題しました。
本作は大きく2つの部分に分けられます。
前半は苦難や挫折を、後半は祈りと希望を表現しました。
前半はクラリネットとピッコロの短調の主題(Mesto)に始まり、この主題は曲中様々な箇所に現れます。サクソフォーン族で奏される第2主題を介しながら、曲は少しずつ姿を大きくし、Allegrettoになります。以降は様々な感情の波が押し寄せ、2つの主題が激しく入り混じります。
後半はホルンのソロにより、第1主題が長調で奏されます(Adagio pregando)。様々な楽器で歌い継ぎながら、中低音楽器で奏される祈りの旋律へと誘われます。その後、決心の音楽(Allegro risoluto)を経て祈りの旋律を再現し、最後は力強いコーダで曲は終わります。
*この譜面は,第11回日本管打・吹奏楽学会作曲賞佳作入選に際し,加筆訂正を加えたものです。
(萩原友輔)
■編成:
※[ ]内の数字はスコア+パート譜セットに含まれる部数です。
Piccolo [1]
Flute 1 [2]
Flute 2 [2]
Oboe (doub. English horn) (opt.) [2]
Bassoon (opt.) [1]
Eb Clarinet (opt.) [1]
Bb Clarinet 1 [4]
Bb Clarinet 2 [4]
Bb Clarinet 3 [4]
Eb Alto Clarinet (opt.) [1]
Bb Bass Clarinet [1]
Soprano Saxophone [1]
Alto Saxophone 1 [1]
Alto Saxophone 2 [1]
Tenor Saxophone [2]
Baritone Saxophone [1]
Bb Trumpet 1 [2]
Bb Trumpet 2 [2]
Bb Trumpet 3 [2]
F Horn 1-2 [2]
F Horn 3-4 [2]
Trombone 1 [2]
Trombone 2 [2]
Trombone 3 [2]
Euphonium [2]
Tuba (div.) [4]
String Bass [1]
Timpani [1]
Percussion 1 (Snare Drum) [1]
Percussion 2 (Bass Drum) [1]
Percussion 3 (Crash Cymbals / Suspended Cymbal / Finger Cymbals (or Triangle)) [1]
Percussion 4 (Marimba / Tublar Bells / Tam-tam / Anvil (or Glockenspiel) / Suspended Cymbal) [1]
Percussion 5 (Glockenspiel / Xylophone / Vibraphone) [1]
商品ページはこちら。
スコアサンプル閲覧も可能です。
【吹奏楽 楽譜】悠久の樹 作曲:萩原友輔 - 吹奏楽楽譜・アンサンブル楽譜の出版・販売|Golden Hearts Publications
A4サイズのスコアも販売しています。吹奏楽コンクールや各種演奏会の選曲の候補に入れていただければ幸いです。
今日は以上です!
次回の「1週1曲」をお楽しみに!