吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publicationsのブログ

吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publications(ゴールデン・ハーツ・パブリケーションズ)のブログです。

作曲家紹介:ずっと前からあなたのことが好きだった~フランスの作曲家ジャン=フィリップ・ヴァンブスラールは要チェック!

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おはようございますこんにちはこんばんは、Golden Hearts Publicationsの梅本です。


さて今日は最近契約した作曲家、ジャン=フィリップ・ヴァンブスラール(Jean-Philippe Vanbeselaere) のお話をしましょう。


僕が彼の名前を知ったのはかれこれ十数年前(2000年代)ですね。当時彼の作品集を出していたフランスのCDレーベルが倒産することになって、問屋さんがそれに伴い在庫処分セールをやっていて、当時から知識を増やしたかった僕は「誰だか知らないけど買ってみよう」って彼の作品集を買ったら、これが大当たり!

どの曲も最高にかっこよくて、売り出したいなと思ったんですが、でもCDは入手不可能になっちゃうし、どの問屋さんにも楽譜もなくてオーノー・・・っていう状況でした。その後もCDは大事に持っていたんですけど(今もラックに入ってます)、色々な会社を渡り歩いて、特に彼の作品を探す必要もない状況のまま時が流れ・・・

そしてたどり着いたはGolden Hearts Publications。すでに多くの作曲家と契約していましたが、「そういえばヴァンブスラールってどうしてるんだろう」と思ってあらためてチェックしたところ、彼の昔の作品はフランスのロベール・マルタン(という出版社)から出ていたのですが、最近の作品は彼の自分の会社から出ているっぽいぞ、ということでGolden Hearts Publicationsにピッタリ、チャンス到来、とばかりにコンタクトを取ってみました。

実は結構前からコンタクトを取り始めていたのですが、メチャクチャ忙しいらしくて、メールのやり取りから最終的にリリースまでに1年近くかかりましたね・・・

最初から彼は乗り気だったのですが会社内での合意を取るのに少し時間がかかったのと、会社から作品リストやPDFが送られてくるのが少し時間がかかったので(この辺りはまた担当者が別の方です)、今年のコンクール選曲シーズンには間に合わなかったのですが、いいんです、定期演奏会やサマコンなど自主公演でカットなしで演奏してもらえればそれで僕は満足です。

ドラマティックではあるんですけれど、例えばヴァンデルローストやアッペルモント、ドス、シュヴァルツのようなドラマティックさとはちょっと違ってて、上手い表現がなかなか思いつかないんですけど、クール&ビューティー&メロディアスって感じですかね。

日本人の心にも染みやすいメロディーが一本、ズドーンと柱として真ん中にあって、それを引き立てるようにアレンジが施されているような感じなので、日本では馴染み深い、取り組みやすいスタイルかもしれません。

どれも最終的には胸が熱くなって終わるので、彼の作品を知らない聴衆にもズドーンと響くのではないかと思います。コンクールでも演奏会でもどちらでもオススメ出来る作品が多い作曲家ですね。

個人的には長年の恋が叶ったようで彼と一緒に仕事できるのはとても嬉しいのですが、何より演奏していただくのが我々の喜びなので、ぜひ選曲の候補に入れていただきたいと思います。

今ちょっとアンサンブル関係で僕が多忙なので、またそのラッシュが落ち着いたら第2弾、第3弾と楽譜を用意していく予定です(まだまだ作品があるのですが参考演奏動画がないので出版社とプロモーション素材について打ち合わせしないといけないし)。

それまではまず第1弾として出した楽譜をチェックしておいてくださいね。ああ自分でも吹きたいこれ・・・

https://www.goldenheartspublications.com/?mode=grp&gid=2084577

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