吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publicationsのブログ

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協奏曲にチャレンジ!~自主公演ならではの選曲をしてみよう(1)

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こんにちは!Golden Hearts Publicationsの梅本です。

 

今日はサマーコンサートや定期演奏会など、

「自主公演」ならではの選曲をしてみよう!

の第1回。

「協奏曲(コンチェルト)」を取り上げます。


全日本吹奏楽コンクールなんかでは出来ないですからね。


せっかくの自由な機会なので、ぜひ協奏曲にもチャレンジしてみてほしいと思います。


協奏曲はソリストが主役なのは言うまでもないですが、

ゲストソリストにプロの方をお呼びすれば、

その方から多くのことを学ぶことが出来ます。


また協奏曲だからといってソリスト以外は簡単、というわけでもありません。

ソリスト以外がしっかりしていないとソリストも演奏しづらいです。

バンドのアンサンブルの底上げにもつながる重要なレパートリー、

それが協奏曲なのです!!


Golden Hearts Publications Online Storeにもいくつか協奏曲がありますので、

紹介してみますね。


まずは商品ページから参考音源を聴いていただいて、

ぜひ積極的にチャレンジしていただければと思います。

 

まとめてチェックするにはこちらから

goldenheartspublications.com

 


 

【吹奏楽 楽譜】トランペット/ユーフォニアムとバンドのための「チャン・マリ・チャン」による変奏曲 ( Variations on "Chan Mali Chan" - for trumpet/euphonium and band ) 作曲:ジンジュン・リー(Jinjun Lee)

 

■楽曲について:
「『チャン・マリ・チャン』による変奏曲」は、シンガポールの未知の英雄たちの生活を称えようとしています。バリエーションは、人生のさまざまなステージを描いています。
幼少期の無邪気さから始まり、若者の大胆なエネルギーに進みます。情熱的な愛が見つかった後、勤勉な生活が続きます。死を迎える年齢となります。
その後、壮大なコラールが、社会の英雄としての一般的な男性の人生を祝い、非常に急速なフローリッシュが作品を終わらせます。
「『チャン・マリ・チャン』による変奏曲」は、トランペット奏者のジョー・バーグスタラー氏(Joe Burgstaller)、エイドリアン・タン氏(Adrian Tan)の指揮の下、シンガポール・ウィンド・シンフォニー(Singapore Wind Symphony)によって初演されました。
(ジンジュン・リー)

 


 

テューバとコンサート・バンドのためのアクション・ソナタ ( Action Sonata for Tuba & Concert Band ) 作曲:ブライアン・サドラー(Brian Sadler)

 


 

マリンバ協奏曲「ナルワン」 ( 那魯灣木琴協奏曲(Naluwan Marimba Concerto) ) 作曲:スーユー・ホァン(黄思瑜:Ssu-Yu Huang)

 


 

ヴァイオリン協奏曲「バタフライ・ラヴァーズ」 ( 蝶戀花小提琴協奏曲(Butterfly Lovers : Violin Concerto for wind band) ) 作曲:スーユー・ホァン(黄思瑜:Ssu-Yu Huang)

 

■楽曲について
この作品は2006年に新竹市立管樂團(Hsinchu Wind Orchestra)によって委嘱され、有名な台湾の作曲家Jau-Jen Yang博士に捧げられました。
2つの楽章から成っており、第一楽章「Mutual Admiration」はソナタ形式を思い起こさせ、2つの対照的なテーマが継続的に展開されていることに基づいています。第二楽章である「Two Butterflies Fly」は、展開部をさらに拡張し、作品全体にエネルギッシュなフィナーレをもたらします。
この作品は2011年7月7日、WASBE(世界吹奏楽協会)のフェスティバルで、ヴァイオリン奏者呉庭毓(Ting-Yu Wu)と台湾ウィンドアンサンブル(指揮:郭聯昌 (Lian-Chang Kuo) 教授)との共演で演奏されました。
世界初演新竹市立管樂團と指揮者の郭聯昌教授によって2006年4月9日に新竹文化センターで行われました。
(スーユー・ホァン)

 


 

神獣 ホルンと吹奏楽のための協奏曲 ( Mythical Creature(s) Concerto for Horn and Wind band ) 作曲:クリスティアーン・ヤンセン(Christiaan Janssen)

 


 

オーボエ協奏曲「ホボ・サピエンス」 ( Hobo Sapiens ) 作曲:ディートリヒ・ヴァンアケリェン(Dietrich Van Akelyen)

 

■楽曲について
我々は、先史時代の森の奥深くで、木と葦で音楽を作った最初の人間になった「ホボ・サピエンス」と出会う。
このキャラクターは私に軽妙な舞曲を作曲するためのインスピレーションを与えました。
私の最も挑戦的な作曲の一つでもありますが、私はこのとっぴな作品を楽しく作っていました。 オーボエは、ユーモアのある音楽の旋律を作り出すのに最適な楽器です。
音とリズムを探求する「ホボ・サピエンス」に加わりましょう!
魅力的な漫画家、Louis Clement氏の気遣いのある画像に感謝します。
(ディートリヒ・ヴァンアケリェン)
(補足:「Hobo」はオランダ語で「オーボエ」を意味します。ホーボと発音するのが近いかもしれませんが、「ホモ・サピエンス」をもじった作品であるので邦題も「ホボ・サピエンス」としています)

 


 

アルト・サクソフォーン協奏曲「ドリームズ・イン・ザ・ダスク」 ( Dreams In The Dusk - Full Concerto For Alto Saxophone And Wind Ensemble ) 作曲:デヴィッド・ビーデンベンダー(David Biedenbender)

 


 

トロンボーン協奏曲「レイディックス・ティラニス」 ( Radix Tyrannis ) 作曲:ピーター・ヴァン・ザント・レーン(Peter Van Zandt Lane)

 


 

復活〜2本のソロ・トランペットと吹奏楽のための ( Reanimations ) 作曲:ジェス・ラングストン・ターナー(Jess Langston Turner)

 


 

テューバ協奏曲「ヘヴィー・ウェザー」 ( Heavy Weather ) 作曲:ジェス・ラングストン・ターナー(Jess Langston Turner)

 


 

ピッコロ協奏曲「カボクロ小協奏曲」 ( Concertino Caboclo ) 作曲:ジェス・ラングストン・ターナー(Jess Langston Turner)

 


「セレスティアル・エレメンツ」より「地」「火」〜スネア・ドラムと吹奏楽のための〜("Earth, Fire" from "Celestial Elements" ) 編曲:スーユー・ホァン(黄思瑜:Ssu-Yu Huang)