吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publicationsのブログ

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Golden Hearts Publicationsにイタリアからニューフェイス!吹奏楽曲「楽しいゲーム(3つの日本の歌による)」販売開始!

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新しくイタリアの作曲家、カルロ・ピロラ氏と出版契約を結び、まずは吹奏楽曲「楽しいゲーム(3つの日本の歌による)」の販売を開始しました。

作曲家名は「ピカルバンド」という名義になっていますが、ピロラ氏が作品を発表するときはこの名義なんだそうです。

既存の楽曲をモチーフに再構成する感じの作品が得意なようで、このあと控えている準備中の楽譜もそういった曲ばかりです。

今回の「楽しいゲーム(3つの日本の歌による)」はユースバンドを念頭に置いて書かれた作品で、編成も割と小さめです。(とはいえダブルリードがあったりしますが)

商品ページでスコア閲覧もフルサイズの試聴も出来るのでちょっとのぞいてみてくださいね。

【吹奏楽 楽譜】楽しいゲーム(3つの日本の歌による) 作曲:ピカルバンド


■原題または洋題:Fun Games (on three Japanese songs)

■作曲者:ピカルバンド(Picarband)

■演奏時間:約5分45秒

■グレード:2-2.5

■出版社:Golden Hearts Publications

 

■楽曲について:

3部構成で、日本の民謡3曲(ずいずいずっころばし、かごめかごめ、おちゃらかほい)のリズムとメロディを打ち出しています。ここでは、演奏のための音楽的な提案をいくつか紹介します。

これらの童謡は教育的な創造性を育むことができます。さらに良いのは、想像力豊かな子供たちのグループを使って、3つの曲の音楽的特徴から着想を得たダンスの動きを取り入れた振り付けをすることです。

このため、いくつかの設定案が提案されています:1曲目では、手や体の一部を使ってリズミカルに遊ぶ子どもたちや、シャボン玉を楽しんでいる子どもたちのグループが、あなたの手でキャッチ出来るように、シャボン玉を吹いたりしています。

2曲目では、庭を静かに歩いている子供たちが、鳥の鳴き声(楽譜の中の鳥笛の音で強調されています)を観察しています。子どもたちは、提案された音楽に合わせて即興でダンスをしたり、羽のように腕を動かしたりして、鳥の飛び方を真似します。

3曲目では、子供たちが操作するもの(帽子やスカーフなど)を使って、お祭りのようなダンスを考案することができます。これらは自由な提案であり、音楽と振り付けの動きでこれらの楽しいゲームを実現したいと思っているすべての若いバンドの創造的な想像力のための余地を残しています。

音楽的なパフォーマンスは主に若いバンドのためのものですが、柔軟な楽器編成は一般的にバンドの標準的な編成によく適しています。リズムのケアは、メロディックなラインや和声のアンサンブルを明確に実現することに加えて、各セクション間の適切なバランスを保つことが第一に重要です。様々な楽器に託された短くて簡単なソロが入ります。

最初のダイナミックなコントラストなど、3つの作品に活気を与える様々な打楽器の使い方が効果的です。表現力豊かな静けさの中心となる瞬間が続き、最後には魅力的な楽しみがあります。

(ピカルバンド)


■Golden Hearts Publicationsより:

日本の3つの遊び歌・わらべうたの「ずいずいずっころばし」「かごめかごめ」「おちゃらかほい」を基にした吹奏楽作品。日本の古謡が現代のイタリアでどう再創作されたのか、ぜひ参考音源を確認してみてください。

 

【吹奏楽 楽譜】楽しいゲーム(3つの日本の歌による) 作曲:ピカルバンド