契約後、まず先に新作の「アラファヤ」を販売開始していたクリストファー・マーシャル氏（Christopher Marshall）ですが、新しくデータが届きましたので吹奏楽作品2タイトルの販売を開始しました！
まずはこちら。
【吹奏楽 楽譜】ラスト・ベルト (Rust Belt) 作曲：クリストファー・マーシャル（Christopher Marshall）
「ラスト・ベルト」とは、かつての強力な産業部門の縮小による経済の衰退、人口の減少、および都市の崩壊を指す、アメリカ合衆国北東部、五大湖および中西部の州にまたがる地域の用語で、この作品は、廃工場や遺棄された界隈など、この地域の画像を特集したフォト・エッセイに触発されています。
2本のトランペットに導かれる冒頭の緊張感の高いフレーズ、テーマに沿った工業的なイメージのサウンド、かつての工業の繁栄を想起させるような活力と暖かさなど、様々な要素や側面を映し出した音楽によるドキュメンタリーのような作品です。
場面転換が多いですが場面ごとに音楽を断絶させずに、どの場面にもテーマを元にした一本の筋が通っているように意識して作り上げていくと、よりドキュメンタリーっぽさが出てくるかと思います。
米国空軍士官学校バンドおよび指揮者ダニエル・L・プライス中佐による委嘱作品で、2017年2月13日、シャンティ・サイモン大尉指揮により初演されました。
続いてはこちら。
【吹奏楽 楽譜】メンデス (Mendez) 作曲：クリストファー・マーシャル（Christopher Marshall）
20世紀の中頃に、伝説的なメキシコのトランペットの巨匠、ラファエル・メンデス（1906-1981）が、2人の息子、ラファエル・ジュニアとロバートと共に、アメリカ中で何百ものトランペット・トリオ・コンサートを開催しました。
この作品はそのコンサートにインスピレーションを得た序曲。なんといっても「メキシコのイメージってこうだよね」なトランペットが特徴的です。各種コンサートにオススメです。
どちらの作品も商品ページでフルサイズの試聴が出来ます。またスコア閲覧へのリンクも貼ってありますので、合わせて御覧ください。
A4サイズの安いフルスコア単品でも購入できますので、秋冬に向けて今のうちからチェックしておきましょう！
