吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publicationsのブログ

吹奏楽、室内楽の楽譜出版社Golden Hearts Publications(ゴールデン・ハーツ・パブリケーションズ)のブログです。

クリストファー・マーシャル氏(Christopher Marshall)との出会いとご紹介

先日契約を行い無事に最新作「アラファヤ」の販売を開始した、ニュージーランドの作曲家(ただしアメリカ在住)、クリストファー・マーシャル氏(Christopher Marshall)。

彼との出会いはさかのぼれば元々僕が彼の作品「ロム・アルメ」などを知っていた、というところまでさかのぼりますが、実際にコンタクトを取ったのは、他の契約作曲家の多くと同じように、Wind Band Pressがきっかけですね。

Wind Band Pressで記事にするための情報を集めるために、多くの海外の作曲家とコンタクトを取っていたのですが、そのうちの一人がマーシャル氏でした。

彼についてはその時の最新情報を記事にしました。今後マーシャル氏の準備が整い次第、販売を開始する予定の「ラスト・ベルト」という作品が完成した頃ですかね。

その後は「ラスト・ベルト」の初演音源を送っていただいてそれをWind Band Pressで公開させてもらったりもしました。

マーシャル氏にはインタビューもしています。彼の考え方に触れられるので、ぜひご一読下さい。

「自分自身に正直でいること、自分自身を制限しないこと」作曲家クリストファー・マーシャル氏(Christopher Marshall)インタビュー

2019年の新作「アラファヤ」は20分弱の大きな作品ですが、凄く知的で、いわゆるドッガンバッシャンドゥルルドンみたいな作品ではないので日本ではあまりウケなさそうですが(その辺はマーシャル氏も心配してた、長いんじゃないかとか、日本でウケないんじゃないかとか)、演奏会のメインにもってくると、またいつもとは違った風景が見えるのではないかと思います。インテリジェンスのある音楽をしたいバンドの方はぜひトライしてみて下さい。たぶん日本ではまだ演奏されていないと思います。

日本国内だけを見ていると似たような曲も多いですが(お互いに刺激を受けるでしょうからそれはそれでそうなるのも仕方ないと思いますし出版社の好みもありますからね)、視野を広く持って、日本とかアメリカとかニュージーランドとか関係なく、まっさらな気持ちで色々な作品に触れてみると、世界のどこかで「すっげえなこれ」っていう作品を作っている作曲家も多いので、この「アラファヤ」も、邦人作品ではないですが、まずは聴いてみてほしいですね。MIDI音源しかないのですが、スコアの閲覧も出来ますので実際の音を想像しながら聴いてみて下さい。A4サイズの安いスコアも販売しています。さて、最初のお客様はどなたでしょうか?

【吹奏楽 楽譜】アラファヤ (Alafaya) 作曲:クリストファー・マーシャル(Christopher Marshall) - 吹奏楽楽譜・アンサンブル楽譜の出版・販売|Golden Hearts Publications