こんにちは!
Golden Hearts Publicationsの梅本です。
今日は、Golden Hearts Publicationsが契約している作曲家のひとり、台湾出身で現在はアメリカのロードアイランド州を拠点としている作曲家スーユー・ホァン氏(黄思瑜:Ssu-Yu Huang)との出会いなどについて書いてみようと思います。
■台湾ってどうなんだろう
ホァン氏との元々の出会いは他の何人かの作曲家と同じく、吹奏楽・管打楽器の情報サイト「Wind Band Press」がきっかけです。
以前シンガポールの作曲家ジンジュン・リー氏について書いたときと経緯は同じで、欧米以外の作曲家ってどんな人がいるんだろう?と思い色々とコンタクトを取っていた時に、うまくコンタクトがとれたのがホァン氏です。(つい最近まで台湾に住んでいるとばかり思っていました)
すでにGolden Hearts Publicationsでも続々と作品を追加しているのでもういくつかの作品をお聴きになられた方もいらっしゃるかとは思いますが、現在の日本の主要なマーケットではまずウケないだろうなという現代的な響きと複雑なテクスチュア、それでいて隠し味のように効いてくるドラマティックさや美しいメロディー。
そのあまりの知的で美しい作品にノックアウトされたのが懐かしいです。
ヴァイオリン協奏曲「バタフライ・ラヴァーズ」、「赤壁」、そして昨日リリースした「波を統べて」などの諸作品をYou Tubeで聴いたときの衝撃!
そして気さくなお人柄。とても楽しいお付き合いをさせて頂いているなあと感じています。
編成が大きいのがデフォルトなので、なかなか昨今の日本の吹奏楽団では演奏するパートを揃えるのが難しいかもしれませんが、編成が足りているバンドや、合同演奏の機会があるバンドには、是非トライしてほしいなと思います。
指揮者の力量も試されますね。
ホァン氏の作品の商品ページから、ほとんどの作品がフルサイズで試聴できるので、ぜひ聴いてみて下さい。
ちなみにホァン氏の作品は自費出版ということになっていますが、実際には彼女はPDF販売しかしていないので、印刷・製本された版を買えるのはGolden Hearts Publicationsだけです。
ホァン氏の作品はこちらからどうぞ。
goldenheartspublications.com